内容説明
中国の古典から乱世突破のヒントを読む。日本をめぐる国際情勢は「三国志」的である。この混乱期に人はそれぞれの仕方で能力を発揮しなければならない。乱世に登場したリーダーの三タイプ。生き残るのは「情」の劉備か、「感」の曹操か?そして名参謀・諸葛孔明の戦略とは?時代を先取りするA級指南書。
目次
プロローグ 中川流読み方指南―“三国志情報”を現代に生かす
第1章 『三国志』前史―変革期の身構え方・心のもち方
第2章 曹操型・劉備型・孫権型全比較―リーダーの三つのタイプ
第3章 人間洞察力―人間関係には急所がある
第4章 参謀学―諸葛孔明の頭脳発想
第5章 局面打開力―とっさの判断力と交渉力
第6章 将来を見通す力―変革期のマネジメント能力
別章 現代に甦る『三国志』の戦法