内容説明
親父がよく言ってました。お前、俺の真似しろよ、って。勘九郎さん、新解釈は僕が死んでからにして下さい、とも。役者は親子でも結局ライバルなんです。勘三郎亡き後、中村屋を率い、祖父六世菊五郎の芸に迫ろうという、いま最も熱い歌舞伎界のスーパースターが語る恋、旅、酒、芸、目の離せぬ一冊です。
目次
中村屋三代
役者の青春
旅・酒・タバコ
縁起かつぎ
ねえ、そう思いません?
ぼくの教わったこと
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
60
いまだに亡くなられたことが信じられないような気持ちでいたのだが、この肉声が溢れてくるような本を読んで少し前向きになれた。良い季節になったら歌舞伎を観に行きたい。2018/08/22
まさきち
15
勘三郎さん(自分の中ではいつまでも勘九郎さんですが)、かっこ良すぎます!憧れてはいたけど、やはり追いつけない偉大な人だなと実感しました。2013/05/15
ちょび
3
亡き勘三郎さんが勘九郎の時のもの。芝居への情熱と人への愛情たっぷりの飾らない人柄を偲ばれる温かい語り口の本でした。2015/03/19
茶々太郎
2
20年前の本。まだ「青春」という言葉が良く似合っていた「勘九郎」は「勘三郎」になり、旅立った。合掌。2013/01/21
sawa
2
☆☆☆☆ 本当にこの人は芝居と人間が好きだなと思う。2010/07/09
-
- 和書
- ジョンの贈り物