内容説明
推理文学の鬼と謳われる作家12人がミステリーのアイデアと文章テクニックの粋を凝らして織りあげた、珠玉の短編12編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MIKETOM
8
特別編ということで、ミステリー界の重鎮・大御所たちばかり集めた12編。なんせ大正・明治生まれまでいるからなかなかのもの(笑)意外だったのは、いつ書かれた作品なのかは書いてないが、文体が古臭かったり硬かったりてなことはなかった。現代にも十分通じる文章だったのはよかった。ただまあ、内容は平凡なのが多い。キラリと光る一編、なんてのは特になかったかな。しかし、この手の凡百の作品が時代を追って多く書かれたからこそ、新しいものが生まれる土壌となったのは厳然たる事実。古い作品なども広く温かい目で見つめましょう。2022/11/17
こうてん
0
古さはあるがそれぞれ味のある短編集だった。今では懐かしい大御所の皆さんの集いもたまには良いかも。2011/05/19
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