内容説明
電柱の上の老婆は有線放送の女社長、商売敵のやくざに対抗して電線をすりかえる…。しみじみした人情話が奇想あふれるアイデアで展開する標題作はじめ、人工授精児、雷同嫌会の作曲家、吸血鬼にプロ野球の美少女投手などなど、井上ひさし小説ワールドの登場人物は奇妙奇天烈、抱腹絶倒。文庫オリジナル。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
背番号10@せばてん。
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1991年7月14日読了。あらすじは忘却の彼方。(2023年1月21日入力)1991/07/14
読書国の仮住まい
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ボリューム 『メンデルスゾーン七世を愛す』『たそがれやくざブルース』『パガニーニはつむじ風』『ヒロとスザンナ』『養鶏牧場の決闘』『突撃する女』『女にできぬことはない』短編7編 世界観 7人のうち誰が父親かわからない試験管ベビーをテレビ企画にするディレクター、真の意味で有線放送を実行する老婆、雷同好会ならぬ雷同嫌会、記者会見策略、航空便小説、女子プロ野球選手、万引き癖の夫。 補足事項 それでは聴いていただきましょう、大沢健とファイブ・シャティーズで『たそがれやくざブルース』 ♪ヤヤヤンヤやくざ ヤンやくざ〜2021/06/20
鶏モモ
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「ヤンヤヤやくざ」のコーラスが頭から離れなくなっちゃった。キテレツでたのしい短編集。2013/03/17