講談社文庫<br> 自治官僚

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講談社文庫
自治官僚

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  • サイズ 文庫判/ページ数 249p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784061846876
  • NDC分類 317.21
  • Cコード C0136

内容説明

地方から日本支配をたくらむ自治官僚の全容をレポート。知事17人、副知事16人、総務部長26人をはじめ、そのラインにつながる財政課長や地方課長など、都道府県を牛耳る重要ポストを占める自治官僚出向組の数には目をみはるものがある。大蔵省が「最大の敵」と恐れる自治省パワーの秘密を解明する。

目次

序章 「自治官僚の時代」への幕開き
第1章 地方支配の構造
第2章 中央制覇の野望
第3章 自治官僚の源流と生態
第4章 自治官僚の系譜
終章 「地方の時代」は可能か

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なをみん

0
昭和の昔の本だけど、うちらの知事さんのルーツというか背景的なものをなんとなく知りたくて読んでみた。なんとなくその筋の世界というか雰囲気を感じることができた気もする。今では根本的に色々と事情は違うのだろうけれど昔の話ではあるけれど、読み物としてなかなか興味深く読めました。2024/03/16

Ra

0
内務省嫡流を自認する自治官僚が、いかなる思想(あるいは野心)をもって知事以下の地方団体主要ポストを「制圧」したかを述べる本。インタビュイーがやけに偏っていて著者自身の声ではないかと疑いたくなるが、全体的には興味深く読んだ。ところで、時代は変わり、地方生え抜きの育成が進むにつれ都道府県主要ポストの出向枠は減少し、自治官僚の出向先は市町村に移行している。地方自治の発展と旧自治省の組織及び影響力の縮減は、大分で連動するのだろう。その自覚が旧自治省にどこまであるだろうか。2018/12/31

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