講談社文庫<br> 脱日本のすすめ―’90年代の日米関係を読む

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講談社文庫
脱日本のすすめ―’90年代の日米関係を読む

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  • サイズ 文庫判/ページ数 308p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784061846258
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C0131

内容説明

米国の対日批判は衰えず、’90年の欧州統合に向かうヨーロッパ諸国の目も日本にはことのほか冷たい。これまで官僚主導で伸びた日本経済が、統制経済の限界に突き当たっている。硬直しきった官僚に任せていたのでは、日本も日本企業も滅びるしかない。「脱日本」の思想と行動こそが、’90年代の日本を救う。

目次

第1章 自殺させられた日本の自動車産業―中曽根“ヤス”請け合い外交のコスト
第2章 “政治産業”が動かすアメリカ―日本人の決定的な誤解
第3章 魔女狩りの思想と日本叩き―スーパー301条による恫喝外交
第4章 日英比較論―イギリスの旅で考えたこと
第5章 官僚にしめ殺される日本―税制改革・内需拡大のごまかし
第6章 円高の国際政治学―日本だけが知らなかったカラクリ
第7章 ウォール街大暴落―これだけは知っておきたい米国事情
第8章 再び大恐慌はくるか―世界の財テク市場の一体化
第9章 日本人の“知的水準”―なぜ国が富み、個人が窮乏するのか
第10章 権力盲従症候群―指紋押捺に見る後進性
第11章 米国の対日謀略―変化する世界情勢に対応できない日本
第12章 脱日本のすすめ―日本の六大悲劇の克服

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

烟々羅

9
1990年の本である。いま見ると、1987,88年に単行本で発表した原稿をまとめて再構築した文庫だという。 リアルタイムに、在籍していた大学の近くで買った本であるが、古びていない。 経済のあれこれが政策として話題になっているいま読み返して自分の考えの背骨を確かめた。2015/08/26

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