目次
平塚らいてう―女性解放のたいまつをかかげた「青鞜」のリーダー
山田わか―娼婦から婦人運動家への転身を生んだ「時代」の奇蹟
高群逸枝―天才詩人と夫の愛がうちたてた女性史の輝く金字塔
矢島楫子―離婚から出発して女子教育の鬼となったクリスチャン
市川房枝―「終わりなき闘い」に殉じた婦選運動家のチャンピオン
羽仁もと子―家庭革命に挑戦した婦人記者第1号の誇りと栄光
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaoriction@本読み&感想リハビリ中
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平塚らいてうに関する本を読んでいると、ぐいぐい引き込まれる。女性解放運動というものにはさほど興味はないが、その生き方自体が私の何かにひっかるのだ。ゆるぎない精神性、あらゆるゴシップや境遇の中で確固として生き抜いたその精神が時代を経て伝わる。「若い燕」や「新しい女」という言葉を生み出した彼女の、女としての本質にも興味がある。いまでこそ当たり前の「恋愛の自由」や「新しい貞操観」という主張を掲げての「青鞜」設立。彼女達がいてこそ、現在の私達の自由があるのだなぁ。「ありがとう、らいてうさん」と言ってみたりして。2013/12/05
Gen Kato
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再読。高群逸枝を描く中山あい子のうんざり感が個人的にはツボ。矢島楫子の人生も興味津々。しかしこのシリーズは書き手がみな「作家」なので完成度がホント高いです。2015/06/01
悸村成一
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平塚らいてう、山田わか、高群逸枝、矢島楫子、市川房枝、羽仁もと子。1332018/09/11
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- 和書
- 神皇紀 - 現代語訳