内容説明
仏教の天使とは、西洋でいうエンゼルではなく、閻魔庁からの使者、老、病、死のことで、幸せな人生のために何を為すべきかを、教えてくれるものである。小学校五年生から薬師寺に預けられて修行を重ね、軍隊も体験して来た著者が、飾り気ない人柄そのままにやさしく、愛と命の尊さを説く法話集。話題の名著。
目次
正月に思う
フィリピンの月の虹
はらからの情愛
インドの智慧
天人五衰と現代
雲の墓標の新たな誓いを
お写経のまごころ
一本の茶杓が生む人の和
自然の味、真実の味
いただきます、ごちそうさまの心
不東、三蔵法師と平山画伯のこと
こまやかな夫婦の心づかい
万葉人の心と夫婦の愛情
父母恩重経を読んで頂きたい
誕生の日は母苦難の日
南の島の慰霊の旅から
それぞれの「まほろば」を
三人の天使が教えてくれるもの
魂はふるさとへ、母へむかって
老いて後思い知るこそ悲しけれ
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- 和書
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