講談社文庫<br> うつくしい言葉

講談社文庫
うつくしい言葉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 204p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784061841475
  • NDC分類 914.6

内容説明

日本人が忘れてしまった美しい言葉と美しい日本語。近頃の言葉の乱れの根源はテレビである、とよく言われる。綺麗な美しい言葉が年と共に次第に通用しなくなってくるのは、淋しいかぎりである。とりわけ言葉を大切にし、言葉について考えてきた劇作の第一人者が、鋭敏な言葉感覚と洒落た都会感覚で綴る。

目次

うつくしい言葉(言葉のあら;なつかしい言葉;ぞんざいな言葉;一度覚えたセリフ)
はつ恋(良妻物語;隠れ簑の記;私の師匠)
殺し文句(ボクの家内は処女;あとから三味線が;嫉くない!)
いまわのきわ(縁談;座右の書)
刺青と稲妻(岡鬼太郎;川尻清潭;露伴)
むかしの芸人(蝶花楼馬の助;桂文楽の話;宗十郎の洒落;虻もたからねえじゃア困る)
しょんべん鐘(与謝野鉄幹;古い本;荷風;近松と私)
まずいのずい(私の小説;南北と私)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

双海(ふたみ)

11
「われわれの世代の者はみんなイヤ〳〵ながら新仮名を使っている。だから勝手のきくところだと旧仮名を使う。私は手紙や日記は旧仮名を使っている。」「私共戯曲を書く者にとっては、『許せ〳〵』と『許せ許せ』では大分ニュアンスが違う。」2014/04/15

Gen Kato

0
良い作家さんで、良い文章なんですが、続けて読むとネタの重複があまりに多すぎるのが難ですね。この一冊だけ読むなら問題ない(どころか、いい話揃い)なんですが…2015/09/07

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