- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > 講談社ブルーバックス
内容説明
磁石は、謎に満ちた不思議な道具である。子どもの頃から親しまれて、応用範囲がきわめて広いのに、意外に知られていないことが多い。磁力のもとが何かということ、あまり目につかないが、家電品や新しい機械装置の、どこでどのように磁石が利用されているのか、また、このハイテク時代にどのように使われているのか、等々。本書ではこの磁石に光を当てて、だれでも一度は疑問をもちそうな磁石の基礎から応用までを、豊富な図入りでやさしく解説する。
目次
第1章 磁石とは
第2章 磁石の学校
第3章 良い磁石とは
第4章 磁石の発達
第5章 磁気と電気
第6章 磁石の利用
第7章 磁石と最先端技術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
19
#感想歌 方位磁石誘導磁石超電導磁石の種類あれこれ知って p.s.普段、電気と呼んでいる現象のかなりの部分が、電磁気という電気と磁気の相互作用によるもののこと。電気を電子、陽子という「もの」として捕らえる。親しみあり。磁気を「もの」として認識できるのが磁石。電磁的な現象では、コイルに磁石を用いる場合と、磁石を用いない場合とがあり、どうしても電気よりは磁気の方が裏方的に捕らえられています。良い磁石とか、磁石の利用について書かれています。磁石を表舞台に登場させる本だといえる。2017/09/20
Kent Kaseda
11
高校生〜一版向けに、磁石の仕組みを解説している。読みやすいが、内容は古く、やや物足りない。2018/01/02
ipusiron
0
1999/5/22読了