内容説明
春は曙。夏は夜。秋は夕暮。冬は早朝。…説経師は顔の美しいのがよい。又、見習するのは欠伸、ちごども…とか。この感覚は現代に息づく。にくきもの、すさまじきもの、どの段から読んでもおもしろく、今感覚あふれたエッセイの不易の古典。本書は盤斎抄を底本に、原文の巧みな表現を生かした全訳付き。
春は曙。夏は夜。秋は夕暮。冬は早朝。…説経師は顔の美しいのがよい。又、見習するのは欠伸、ちごども…とか。この感覚は現代に息づく。にくきもの、すさまじきもの、どの段から読んでもおもしろく、今感覚あふれたエッセイの不易の古典。本書は盤斎抄を底本に、原文の巧みな表現を生かした全訳付き。