内容説明
ひょんなことから社会派の超大物作家辺見圭吾の身辺を守ることになった高松圭介に血の脅迫が始まった。閃く白刃、炸裂する銃弾、そして濃密な情事。小説『陰の間』に隠された謎とは?そしてカントリークラブ特別会員の秘められた快楽とは?クールなスーパー・タフガイの痛快無比なアクション・ドラマ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やも
86
1986年発行。うん、いちいち古い😁!けど大沢ワールドが好きだから関係ないね🎵この本の主人公は元傭兵・現覆面作家の圭介。バブリーに暮らし、ベッドの上では女と楽しみ、狙った獲物はし仕留める😎ちょっとゴルゴ13みたい🔫💥縁あって知り合った老作家が執筆中の作品に問題があるのか、命を狙われ、そのボディガードをなんだかんだやる話。その狙われた真相は純情な感情が空回り。アイラビュさえ言えないでいたからだったのね。★32022/10/03
まさきち
56
ハードボイルドの雰囲気は存分に楽しめるものの、いまいちスピード感にかける作品。それでも十分に大沢さんの世界に浸れる一冊です。2017/04/08
山田太郎
29
それなりに面白く、期待以上でも以下でもなく安心して読める。しかし、巻末の解説はひどいな、なんじゃこりゃ。2013/02/19
伊之助
25
急にハードボイルド系を読みたくなって、本棚の奥から引っ張り出して読んでみたものの、どうもイマイチ。沢崎や竜崎のような味のある人物は出てこなかった。残念。2015/11/07
とく たま
12
いったい何年前の作品だろう?それにも関わらず格闘やストーリーに古臭さはない。当時、まだ粗削りだったのだろうか?展開の破綻個所は片手では足りない~♪友人を殺した犯人が最後まで見えなく、よくできたミステリーかと思いきや、本文中には何のヒントもないから、ドキドキはさせるが、した分、後でずっこける。六本木の平和な日本でのスパイや元傭兵たちが絡み合う内容だね。解説なんだけど飾ったり奇をてらったり、己の男趣味を連ねたり、お行儀悪くて出鱈目すぎる。ハードボイルドによく出てくるバカ女を表現したんだね。きっと。|ω・)2017/06/30
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