内容説明
そのぬるぬるのドラコ野郎はカエル面をひんまげ、三本指を突き出すと、黄色の目に憎しみを浮かべて、「ちひゅーじん、ばー、こるーむ、しゅ!」と吐き捨てた。宇宙間戦争で廃虚となったファイラン第4惑星に生き残ったたった2人の人類と両生類。だが、奇妙にも、俺たちの間には不思議な感情が生まれ……。ヒューゴー賞ほかSF3賞独占の傑作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
elf51@禅-NEKOMETAL
3
映画第5惑星の原作。映画は非常によく,それで買っておいた本。未来,戦争を繰り広げる地球人とドラコ星人の2人が惑星に不時着する。生きるために協力するうちに友情がという,結構深みのある中編。後半の展開が急すぎたが。記憶に残る映画。ということで,もっぱら映画の印象しか残っていない。2005/09/04
syamoji023
0
本の名前にもなっている、4つの短編の内の、"我が友なる敵"目当てで購入。第5惑星という好きな映画の原作なのである。しかし、それよりも3つ目の"未開の惑星"が超よかった!その次に4つ目の地球防衛軍が良かった!ハインラインの宇宙の戦士感もあったし。
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