感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
7
李宗室を粛清し、ついに禅譲を受けて周王朝の皇帝(聖神皇帝)となる。自分が皇帝になる李宗室を始末するために酷吏を多用しすぎているのが玉に瑕。せっかく野に違賢無からしむべく有能な人材を発掘しているのに狄仁傑等の有能な人材が酷吏の犠牲になっててどうなのよと思う。意外にも科挙の最後の試験の殿試は武則天が始めたとのことなのだが、趙匡胤が始めたと誤解している人が多いと著者は嘆いてます。それにしても酷吏はやりすぎだが、一人の大物を残して酷吏も粛清されてちょっとすっきりしました。2017/04/06
イエテイ
1
武天后宿願の武氏大周帝国建国。聖神皇帝となる。と同時に息子か武氏かで後嗣問題が発生する。新時代となり酷吏による恐怖政治は峠を越える。2020/06/28
ナナシ
0
読了2012/08/22