講談社文庫<br> 巨人の素顔 - 双葉山と力道山

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講談社文庫
巨人の素顔 - 双葉山と力道山

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  • サイズ 文庫判/ページ数 236p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061834101
  • NDC分類 913.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨーイチ

32
どちらの巨人も子供時分には知らない人はいない程の著名人というか英雄。相撲取りは実働期間が短いため世間の世代交代より速い印象があるが、両者の活躍期間が例の敗戦を挟んで双葉山は引退、力道山が頭角を現すってのは歴史の妙を見るようだ。力道山の全盛期にも間に合っていない、その後のテレビで見た記憶があるのみ。双葉山は時津風理事長として相撲界を代表していた。双葉山編の目玉は戦後の璽宇騒動。引退同然とはいえ現役横綱の双葉山が新興宗教に帰依して、教祖を守るために、捜査に入った警官隊と大立ち回りをしたらしい。続く2018/01/19

鐵太郎

6
二人の異色の力士を取り上げます。一人は、昭和初期に不滅の69連勝を成し遂げた双葉山定次(ふたばやま・さだじ)。狂気か天才か、という章題の意味はなにか。──もう一人は力道山。現在の北朝鮮で生まれて軍の高官に見込まれて土俵の土を踏み、近衛文麿公の揮毫「力心一道」から四股名をつけた彼が、なぜプロレスラーとなったのか。少年の小心さと堅実と律儀とひたむきさが消え、傲慢な暴力的誇大妄想狂と、世の中を見返してやりたい寂しがりやが、目を覚ましたとき。歴史は、深いね。2007/01/30

0
Y-202005/01/27

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