講談社文庫<br> 米朝ばなし - 上方落語地図

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講談社文庫
米朝ばなし - 上方落語地図

  • 桂米朝(3代目)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 489p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061833654
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0176

出版社内容情報

【内容紹介】
落語の主人公を上方諸地に訪ねる笑いの巡礼記。古典落語の世界は、庶民がその人生の哀歓を生きた社会である。横町のきいやんや大家の娘(とう)さんの姿を、「三十石船」のくだった淀川、「野崎参り」の道筋からすくい出し、彼らの息吹をよみがえらせる。軽妙な語り口で紡がれる、“もう一つの落語”がここにある。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shoji

58
上方落語のエッセンスを大阪の郷土史を織り込んだ形で解説しています。大阪ならではの味のある本です。昭和53年から昭和56年にかけて新聞に掲載されたものを再刊しています。ですので、今では懐かしい場所、風景、行事が模写されています。随所に挿し込まれた写真がとてもいいです。上方の懐の深さ、米朝師匠の懐の深さに脱帽しました。大阪を愛して止まない人は読んでみてはいかがでしょう。2018/03/15

さぁとなつ

32
米朝師匠はすごい!と今さらながら感動する 本書は毎日新聞に2年半ほど掲載された師匠の読み物をまとめたものです 大阪市内を中心に上方と呼ばれる百余の地域の紹介とその地に因んだ落語を軽妙に語っておられます 今もある地名、もう無くなった地名、川や橋… 行ったことのある土地の話にはわくわくしてしまう 落語の世界は甚兵衛さん、八つぁん、定吉が楽しくうごめき、悲しいこともネタにして笑いとばし、淀屋橋、蜆橋(もうありません)、大江橋を渡っていく 犬もタヌキも猪もみんな出てこいこい かえらぬ上方のいにしえに浸りましょう2025/01/14

Galilei

13
噺の場面は元より、師匠のまくらにはあちこち大阪の地名が出てまいりますな。『天神山』をあげても、天王寺さんの向いが、現在では立派な構えの一心寺ですが、噺の当時は殺風景。西へ下った安居の天神さんは、真田幸村が大阪夏の陣で討ち死にでしたな。▽この辺りは七坂と申しまして坂の名所。大阪の代表作家織田作之助の『木の都』にも登場する口縄坂を、逆に松屋町筋から昇ると谷町筋。界隈にはオサダクの生まれ育ったガタロ横丁もおます。この本を元に一寸広げますと、江戸~明治の噺に浄瑠璃から近代の作家まで楽しめる事請け合いでおます。

あきあかね

12
『百年目』の桜宮、『帯久』の東横堀、『千両みかん』の天満、『天狗裁き』の鞍馬、『皿屋敷』の姫路、『鹿政談』の春日ー。上方落語に現れる様々な関西の土地土地を、稀代の名人、米朝師匠が紹介する。百か所を超える地名のうち、やはり大阪の町が最も多く取り上げられているが、近畿一円の場所も幅広くカバーされていて、地元の明石の町も『明石船』や『明石飛脚』といった噺とともに出てきて嬉しくなる。「昔々あるところに···」といった抽象的な形ではなく、噺の舞台となる具体の地名が喚起するイメージが聴き手にもたらす効果が感じられる。2024/09/15

かもい

12
米朝師匠が大阪・京都をメインに各地を紹介、元は新聞連載。豊富な知識と語り口で昔の上方の姿や当時の人々が蘇る。学校の裏に喜六と甚兵はんが来てたんやな、とか何やらミーハーな気持ちにも。図版も多いが何分発刊が1981年。町並みも解説からさらに近代化しているが、二重に町の移り変わりを知れてお得感もあるか?取り上げられている地名も多いので、落語だけとは言わず時代小説を読む際にも手元に置いておきたくなる一冊。2015/04/07

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