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講談社ノベルス
銃とチョコレート

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061828919
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

推理と勇気を胸に少年は冒険の旅に出る! 切なさと優しさと謎解きと――。乙一ミステリの純結晶!

富豪の家から宝石や金貨が盗まれる事件が次々に発生!
現場に残されたカードには、怪盗「GODIVA」の文字が。
国で最も声望高い、名探偵・ロイズが解決に乗り出す。
ロイズに憧れる少年リンツは、怪盗の秘密に迫る古地図
を入手したことから、探偵と行動をともにすることに。
しかし、思いもよらぬ逆転劇が待ち受けており……!?

【著者紹介】
1978年福岡県生まれ。天秤座。A型。1996年『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞し、17歳でデビュー。2003年『GOTH リストカット事件』で第三回本格ミステリ大賞受賞。著書に『暗いところで待ち合わせ』『ZOO』『失はれる物語』など。中田永一名義で『吉祥寺の朝比奈くん』『くちびるに歌を』、山白朝子名義で『エムブリヲ奇譚』、越前魔太郎名義で『魔界探偵冥王星O ヴァイオリンのV』など、著書多数。小説以外にも、映画脚本、漫画原作、芝居原案などにも携わっている。

内容説明

富豪の家から宝石や金貨が盗まれる事件が次々に発生!現場に残されたカードには、怪盗「GODIVA」の文字が。国で最も声望高い、名探偵・ロイズが解決に乗り出す。ロイズに憧れる少年リンツは、怪盗の秘密に迫る古地図を入手したことから、探偵と行動をともにすることに。しかし、思いもよらぬ逆転劇が待ち受けており…!?

著者等紹介

乙一[オツイチ]
1978年福岡県生まれ。1996年『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞し、17歳でデビュー。2003年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞受賞。著書に『暗いところで待ち合わせ』『ZOO』『失はれる物語』など。中田永一名義で『吉祥寺の朝日奈くん』『くちびるに歌を』、山白朝子名義で『エムブリヲ奇譚』、越前魔太郎名義で『魔界探偵 冥王星O ヴァイオリンのV』など、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベイマックス

79
久々の乙一作品。読まない間に作風変わった?もっと、おどろおどろしい感じだった気がするのだけど。誰が裏切るかってミステリー。おっ、そこも伏線か!って感じが最後よかった。2022/08/06

優愛

54
引き金一つ引くことでチョコレートよりも簡単に消える命。その行為に苦味を覚える人と甘味さえ覚えてしまう人達で構成された物語は、読み進める度に繰り返される裏切りに目を離せなかった。名探偵ロイズこそが本当の正義そのものだと、誰もが信じて疑わなかった末のこの結末を私は予想さえ出来なかった。でも子供の頃なら世間から悪いように言われている怪盗GODIVAでさえ、正義に見えることもありえるのかも。そう思うと子供の思想によってこれ以上の逆転劇だって生まれる可能性があったのだからすごい。2014/11/25

ひめか*

39
思っていたより期待はずれ。乙一だし題名も面白そうと思ったけど、先が気になってどんどん読める彼の作品が、今回はもう途中で飽きてしまった。最後は飛ばし読み。子供が読んだ方が楽しめるのかな…でも児童書なのに殺すし血出るし生々しい。ただ乙一が書いたというより、海外作家が書いた児童文学を和訳した物語のように感じられて、そこはさすが覆面作家だなと思った。海外作家の小説のところに置いてあってもおかしくないと思えるレベルで、こんなような小説読んだことある感じがした。登場人物の名前が聞き覚えのある店の名前であるのも面白い。2019/06/28

よしぱん

34
★3 怪盗ゴディバに探偵ロイズに主人公少年リンツ、チョコレートのブランド名に彩られた冒険譚。ミステリーランドという児童向けレーベルだけど、ちっとも子供向けではなく容赦なく痛い描写もあり。敵味方が予想以上にぐるんぐるんと二転三転して、読みごたえは大人でもあり。読後感はいいけどビターな味わいも残しつつ。チョコレートだけにね。。2022/08/14

星野流人

33
悪名高い怪盗ゴディバを追いかける国民的英雄の探偵・ロイズ。そんな彼に憧れを抱く小さな少年の、小さな冒険の物語。数奇な運命の巡り合わせから主人公リンツの日常は大冒険へと発展していく。 少年視点の物語ということでひらがな混じりの文章にやや違和感を感じたものの、物語の完成度は素晴らしい。乙一さんらしい、ごく自然にミステリを交えてくる物語構成が読んでいて非常に楽しいのだ。特に終盤の物語の動き具合は、まさに「ドキドキハラハラ」という表現がぴったりだった。 9/10点2013/10/12

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