内容説明
「女子高生連続殺人事件」―201X年9月、5人の女子高生の遺体が埼玉県山中、産業廃棄物の投棄現場で発見された。被害者の共通点は、生年月日が全員同じだということ。それから4ヵ月後、またも女子高生の遺体が東京と埼玉の県境にある産廃の現場で見つかる。被害者は同じく5人。全裸の上、手足を切断されていた…。凶悪な犯行に世間は大パニック!犯人の次なる狙いは。
著者等紹介
石崎幸二[イシザキコウジ]
埼玉県生まれ。東京理科大学理学部卒業。某化学メーカー勤務。『日曜日の沈黙』で第18回メフィスト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ダイ@2019.11.2~一時休止
57
ミリヤとユリその7。いつもの展開でいつものDNAモノ。2014/02/17
たこやき
9
キャラクター同士のやりとりの安定感は流石。DNAというものに拘りながら、新たな形で描き、ホワイダニット作品として仕上げるのも巧いと思う。ただ、いかんせん、物語のつなげ方が拙いと思う。物語の導入になった連続殺人犯「ミキサー」、終盤で突如登場する(ただし、作中での人物描写なし)人物などはいかがなものかと……。そういうのが色々引っかかった。というか……一応、言っておこう。結局、島かよ!!2011/03/03
barcarola
7
連続殺人事件のはずが孤島モノに。なんとも不思議な構成である。全体のノリはいつも通りなので、安心して読める。2023/12/24
そのぼん
7
若者向きの本格ミステリーってところでしょうか。女子高生が探偵役に出てくる辺りが、そう感じさせたのかもしれません。2011/11/22
悪者みきこ
6
再読。久々の石崎ー。石崎だわー。なんとも言えんわー。好きなんだわー。ユリとミリアと石崎さんと仁美の会話を読んでいると私は幸せな気持ちになります。2021/11/04