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講談社ノベルス
魔界探偵冥王星O―デッドドールのダブルD

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  • サイズ 新書判/ページ数 359p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061827431
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

講談社ノベルス×電撃文庫
「俺に死ねってことかよ」
秋田禎信、入間人間、乙一、新城カズマらが描く【魔界】の物語、第1部完結!

「【冥王星O】。【吸血鬼】の1人娘を保護してもらいたい」魔界探偵の俺に下される指令は、いつも無茶なもんばかりだが、その中でもこいつは格別だ。なるほど、俺に死ねってことかよ。だが……【彼ら】の館で待ち受けていたのは、不死者(ヴァンパイア)の首無し死体。死ねないヤツが死んで、生きたい探偵は化け物に命を狙われる。生き残りたければ、躊躇うな! 語れ! 騙れ! すべてを誤魔化せ! 【冥王星O】、最悪のfrom dusk to dawn!(夜が始まる)

越前 魔太郎[エチゼン マタロウ]
原著

舞城 王太郎[マイジョウ オウタロウ]
著・文・その他

内容説明

「“冥王星O”。“吸血鬼”の一人娘を保護してもらいたい」魔界探偵の俺に下される指令は、いつも無茶なもんばかりだが、その中でもこいつは格別だ。なるほど、俺に死ねってことかよ。だが…“彼ら”の館で待ち受けていたのは、不死者の首無し死体。死ねないヤツが死んで、生きたい探偵は化け物に命を狙われる。生き残りたければ、躊躇な!語れ!騙れ!すべてを誤魔化せ!“冥王星O”、最悪のfrom dusk to dawn。

著者等紹介

越前魔太郎[エチゼンマタロウ]
2010年春、講談社ノベルスと電撃文庫を股にかけ、衝撃のデビューを果たした、謎の覆面作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あも

75
覆面作家舞城王太郎の企画により乙一を始め8人の作家が同一ペンネームで書いたシリーズの最終作にしてマイジョー本人の作品。おぉ、生き生きしてるなあ。生きたままヴァイオリンにされた少女、顔のない女、そしてボロボロの体でスマートさの欠片もなくあがく冥王星O。あぁ、もうどうしようもなくマイジョーだ。魔界探偵と言ってもどう見てもフツーの兄ちゃんな冥王星Oがウェアウルフだのヴァンパイアだのと孤軍奮闘ぐちゃどろになって、血泥に塗れ、それでもその果てない暴力の果てに愛がある。再読なのにやはり最後の台詞にハートを射貫かれた。2013/10/06

ソラ

31
喋るな冥王星O。お前の言葉は害悪にしかならねえ2014/06/12

Yuji

10
設定の縛りがあるせいか、内容盛り沢山なのに消化不良。後付の言い逃れ、生きるための悪あがきでまったくスマートさに欠ける魔界探偵。ドリフのギャグとかラノベの設定自体を壊しかにかかるのだが(窓のおっさんっていう言い方は笑ったが)結局壊せないしね。バイオリン壊したようにも思えたがよくわからん。壊すとこ派手に書かないの?ナンデ?2016/12/13

miroku

6
舞城読みたさに・・・。相変わらず見苦しいほどの生きる執念に溢れている。パワフルです!2011/12/14

せっけん

5
いやー、物語が転がる転がる。これまで展開してきた物語を無難に収束させることなく、さらに風呂敷をひろげるというか、新しい要素を次々ぶち込んでいく姿勢が舞城らしく、とても好き。吸血鬼、人狼、ゾンビ(?)といったB級映画に出てくるような設定も彼なりの解釈があって全然古臭くない。まあ、つまりぶっ飛んでいてめちゃくちゃ面白いということです。第二部早く来てー!!2011/02/16

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