講談社ノベルス
ダウスに堕ちた星と嘘―薬屋探偵怪奇譚

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  • サイズ 新書判/ページ数 295p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061826755
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

妖怪雑事相談所「深山木薬店 改」に届いた、『枕石公園の怪異を調べて下さい』という差出人不明の手紙。通りすがりの人間が地中に引きずりこまれ、その前後の記憶が一切残らないという不可解な事件が発生していた。早速調査に乗り出した薬屋店長・リベザルだったが、目を逸らしていた自身の「過去」と向き合うことに…。

著者等紹介

高里椎奈[タカサトシイナ]
1976年12月27日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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hirune

35
店長になったリベザルが彼なりにゆっ〜くりと事件を解決している。柚之助の助けを借りてやっとだけど。それにしても、刑事の人達は容疑者の現場検証?の時にキツネとサルが混ざったら、せめてビックリするくらいしようよ!流してる場合じゃないでしょうよ。そして悠竒刑事はなんで襲われたんだろう?環境破壊したのかな?ただ五月蝿かっただけとか…?2014/07/04

雪紫

28
再読。ルームデコを見るたび思い出すこの本。「ソラチルサクハナ」でのリベザルが頑なだった理由の一端が明らかに。これ以降も込みで新シリーズまでの間にリベザル色々背負い過ぎだよ・・・。今の時間の総和さんも早く再登場して欲しかったりする。しかしチョコレンコンバナナおにぎり・・・チャレンジャーだなリベザル。受け入りに関する発言など今回はいつも以上に高里さんにハッとさせられるなぁ・・・真相と動機以外忘却した身で言うのもなんだけど。2020/05/07

空猫

10
鬼と妃の伝説が遺る丘で、意識不明の怪我人が地面に半ば埋められる事件が発生。人間の犯行と疑う変わり者刑事の捜査と、妖かしの仕業だと恐怖するリベザルの作戦が同時進行するミステリアスなストーリー。期待と裏切りがテーマか。信頼を裏切られるというが、本当に信じていたのか。勝手に期待したことではなかったか。また、本当に裏切られたのか。裏切られたと思い込んだだけではないのか。自分の思いすら信じ切れない弱さで、しかし他人を信じたと強がるから、人も妖もすれ違う。少なくとも自分のことを自分で信じて決めなければ。2014/05/06

nana

9
ものすごく読み続けるのがきつくて時間がかかった、やっと読み終わった(^^;; リベザル 相変わらず頑張ってる。そろそろ明るいリベザルに戻って欲しい。2014/07/10

こっぺ

9
薬屋探偵怪奇譚の前2作、買ってあるはずなのに読んでなかったなぁ。 と思いつつ久々の高里椎名。久々のリベ君。ユノ君。感動してしまったよ、斑女。斑女って男のアヤカシなのね。吃驚。昔話的にはありがちな展開ではあるのだが、まったく素晴らしいラブストーリーであったよ。鬼の丘から発見された骨の解釈が特に素敵。しかし、ユノ君が頑張りすぎだね。もう少し自然に一緒にいられたらいいのにね。さて、前の2作品読むかなぁ。【図】2012/05/17

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