内容説明
十一月。文化祭実行委員を務める琴葉と棚彦。本番に向けて準備が進むなか、何者かを狙って空から臼が落ちてきた。女生徒に届いたメッセージは、天使からの“殺人予告”なのか。それとも「ミス霧舎学園」を決めるエンジェルクイーンコンテストが標的なのか。学園ラブコメディーと本格ミステリーの二重奏、「霧舎が書かずに誰が書く!」“霧舎学園シリーズ”。十一月のテーマは見立て殺人。
著者等紹介
霧舎巧[キリシャタクミ]
1999年、『ドッペルゲンガー宮“あかずの扉”研究会流氷館へ』にて第12回メフィスト賞を受賞しデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
47
私立霧舎学園ミステリ白書その8。今月は見立て。ちょっとショボイけど今回も本に仕掛けあり。過去作にも伏線があったとは驚きでした。2014/09/13
じゅんぢ
29
最後の中込さんの推理部分、結構デリケートな話なのに、人前で堂々と言ってよかったのか・・2020/05/11
ひめありす@灯れ松明の火
29
11月は学園祭の話。登場人物入り乱れ。この学校大丈夫なんかなーと時々心配になりますが 。2010/05/06
ヒロユキ
29
いやはや最後にはビックリしました。長い間フッてただけはある驚きでした。前巻でちょっと見直したワッキー、今巻でまたダメ教師に逆戻り(笑)2012/11/15
ホームズ
13
全体的にゴチャゴチャしている感じがする。恋愛の要素が少し邪魔な気がする。読んでいて鬱陶しく感じてしまった。このシリーズは色んな工夫がされていて好きなんですが今回は期待外れですかね。2012/09/29