講談社ノベルス
十津川警部 五稜郭殺人事件

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  • サイズ 新書判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061824058
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

親会社に反旗を翻し、函館に新会社を起こそうとする若手IT技術者たち。彼らは、自らを「函館新撰組」と名乗っていたが、設立寸前に、中心人物の一人・近藤英輔が死体となって発見される。仲間に、土方歳三と呼ばれていた彼は、〈ゴリョウカクト〉の文字を、ダイイングメッセージとして遺していた。果たして、十津川は、その意味を、そして真相を解き明かせるか。

著者等紹介

西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。’65年、『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞。’81年には、『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞に輝く。鉄道推理に新境地をひらき、トラベルミステリー隆盛の先駆者となった。人気・実力ともに、他の追随を許さない超流行作家である
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

22
25年以上前に訪れた函館にバーチャル旅をしたくて手に取った。五稜郭、新政府軍の夢のあと。その歴史と重ね合わせるように新会社設立を目指す若手たち。最初の頃から何となくそういう話かなと思いながら読み進めた。人の裏切りっていつの世にも起こりうることだし、同じようなことは小説ばかりじゃないなと思いながら読み進めた。読み終えて旅をした感じはあまりしなかったのが残念だけど。2024/07/13

echodeck

1
箱館戦争の逸話を背景に、企業の対立を盛り込み、ちょっとだけ経済小説の趣もあり、流行りものをさり気なくストーリーに反映させる手腕は見事。その分オチが弱かったけど、エンターテインメントとしては完成度も高く楽しめた。2013/12/18

depo

0
図書館リサイクル本。2024/11/10

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