講談社ノベルス
ネコソギラジカル〈中〉赤き征裁VS.橙なる種

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  • サイズ 新書判/ページ数 373p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061823990
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

大人気 新青春エンタ<戯言シリーズ>!けれど――もうおしまいだ。
血と知が交錯する最終章。西尾維新、最高潮!

「――諸手をあげて、喜べよ」人類の最終存在、橙なる種・想影真心(おもかげまごころ)を伴って、「僕」こと“戯言遣い・いーちゃん”の前に「狐面の男」は現れる。バックノズル、ジェイルオルタナティブ……。“運命”の最悪の傍観者たる彼が唱える“世界の法則”は、この世の“真理”そのものなのか!?新青春エンタの決定版中の決定版、<戯言シリーズ>、その最終楽章となる『ネコソギラジカル』3部作、すべてが予測不可能な主題(テーマ)が激しく錯綜し旋律する、待望の中巻!完全燃焼、西尾維新!!

西尾 維新[ニシオ イシン]
著・文・その他

内容説明

「―諸手をあげて、喜べよ」人類の最終存在、橙なる種・想影真心を伴って、「僕」こと“戯言遣い・いーちゃん”の前に「狐面の男」は現れる。バックノズル、ジェイルオルタナティブ…。“運命”の最悪の傍観者たる彼が唱える“世界の法則”は、この世の“真理”そのものなのか!?新青春エンタの決定版中の決定版、戯言シリーズ、その最終楽章となる『ネコソギラジカル』三部作、すべてが予測不可能な主題が激しく錯綜し旋律する、待望の中巻。

著者等紹介

西尾維新[ニシオイシン]
1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞、デビューする
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

53
加速しているはずの物語の停滞。加速と停滞。停滞と維持。新しいものと旧いもの。お別れと再会。ストーリー的にはあまり動かないけれど、感情的には。そして人もどんどん入れ替わっていく。いーちゃんの言う『たった六人も』という言葉が印象的でした。それはこれまでの彼の反省から見れば『たった』でこれからの彼の人生を思うと『も』なんだと思うから。どちらもいーちゃんにとっては事実なんだ。西尾さんのジョジョ好きは有名だけれどハンター×ハンターも好きなんじゃないかなとちょっと思ったり。さあ、あと一冊。いっちょ戯言と行きましょうか2016/10/29

くろり - しろくろりちよ

29
『戯言』シリーズ最終作(中)。※ネタバレ注意※基本、登場人物は主人公と人類最強意外全員死ぬもんだ、くらいの覚悟で読んでたのに…萌太くんの死が衝撃すぎて…こんな死に方したキャラ、初めてだよね?誰かのために覚悟を持って全てを受け入れて。そのシーンが冒頭に来るだけでもうインパクト最大。十三階段を順に裏切らせて行くいーちゃんの工作とか霞むくらい。零崎の再登場はとても嬉しかったけれど。やっばり二人は鏡合わせに繋がってないとね。2012/01/13

もち

28
「うん、だって、あたし、本当はーー世界に、終わって欲しくなんかない」 かつての「友」ーー以前、炎に焼かれて死んだはずの「橙なる種」・想影真心が、「ぼく」の前に現れた。眼を疑う「ぼく」に構わず、破壊行為を繰り返す真心に、4人の刺客が襲い掛かる。歪んだパーティとハロウィンの結末とは。 味方、敵方ともに瓦解し、時には構図が入れ替わり、戦いは徐々にその意味合いを更新していく。 衝撃が章毎に衝突し続ける、退屈とは無縁の中巻。2012/12/30

K(日和)

27
満を辞して「橙なる種」と再開。混沌とした戦闘が続くと思いきや、真骨頂ともいえるロジカルな戯言封じが炸裂。 戯言シリーズに登場する圧倒的天才たち。それぞれ、紅、蒼、橙と色が与えられている。色の三原色の「シアン、マゼンタ、イエロー」になぞらえるなら、紅の哀川潤と蒼の久渚友は他の色と混ぜ合わせて作ることのできない絶対的原色。対称的に、人工的に作成された想影真心は、赤と黄から作成可能な橙が当てはめられている。と思うと、作中で黄色のモチーフが与えられているシグナルイエローこと紫木一姫の存在がすこし浮いているか……。2017/08/08

扉のこちら側

27
初読。そして誰もいなくなった、とならなかった。2005/06/07

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