内容説明
全身白装束の超人的通り魔・「白夜叉」の登場が、悲劇をさらなる高みへと押上げる!一人。そしてまた一人…。奇術サーカスに見立てられ、恐ろしいほどの正確さで毎月十九日に殺されていく彩紋家の一族。当代きっての奇術師の血脈は、ここで無残にも途絶えてしまうのか…?日本史最大の謎と直結したこの未曾有の“犯罪革命”を、日本探偵倶楽部の若き総代・鴉城蒼司は解明できるのか?『彩紋家事件』の後編、これぞ下克上マスターピース。
著者等紹介
清涼院流水[セイリョウインリュウスイ]
1974年8月9日生まれ。1996年、『コズミック世紀末探偵神話』にて第2回メフィスト賞を受賞しデビューする
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感想・レビュー
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マッピー
20
私は小説に対する間口は割と広い方だと思っている。突拍子のない設定も、とんでもない展開も、作品の中で整合性が取れていればOKだ。でも、この作品は無理だった。書きたかったのは小説じゃあないんだね。大事なのはトリックだけだったんだ。せめて文章だけでも、読ませるようなうまさを持っていれば救われたけれど、壊滅的に文章が下手だ。流れるようには読めない。薄っぺらくて単調で、笑えない小ネタとあざとい蘊蓄。そして実在の編集者を登場させたり、実在の作家の名前をアナグラムにしてみたり。学生の同人誌レベルのものだと思いました。2025/11/21
CCC
8
やはり流水のヤバさは格が違った。繊細なあのネタもあのネタもネタとして消費、終盤の展開はソードマスターヤマトと戦える。2014/02/19
ゆみこ
5
あーなんか脱力感に襲われるわ色んな意味でwwまさかそんなこととは露知らず…相変わらず作者をぶん殴りたくなるような作品です。いい経験が出来ました笑 でも好きかも。2023/02/25
ArcCosine
5
これは酷い(褒め言葉) 何を「謎」とするかでこれはミステリーであるとかそうでないとか評価を受けそうだけれども、最後のやっつけ仕事っぷりが余りにも酷すぎる。 これぞ清涼院流水と言えばそれまでか……。 いやあ、ホント酷いはこれ(褒め言葉)2013/02/18
Oh!やまびこ
4
ん~ん。何とも・・・ 自分には不向きであった、としか・・・ん~・・・。2022/12/28
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