講談社ノベルス<br> 法月綸太郎の新冒険

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講談社ノベルス
法月綸太郎の新冒険

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  • サイズ 新書判/ページ数 331p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061820654
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

全編、これぞ本格推理!「あの男」がついに最前線へカムバック!!アヴァンギャルドな謎。アクロバテイックな推理。アメイジングな解決。そして、胸を打つ余韻。あらゆるページに本格ミステリの現在と未来が宿る!法月綸太郎を超えるのは、やはり法月綸太郎だった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kagetrasama-aoi(葵・橘)

44
「名探偵 法月綸太郎シリーズ」短編集〔二〕短編集のネーミング、「~の冒険」に続いて「~の新冒険」良いですねぇ!エラリー・クイーンへのリスペクトがこれでもか‼️と言う程感じられます。「イントロダクション」「背信の交点」「世界の神秘を解く男」「身投げ女のブルース」「現場からの生中継」「リターン・ザ・キフト」の六編が収録。どれも技巧が凝らされていて面白いんだけど、携帯やビデオetc.背景が時代に合わなくなっているのが残念…。「背信の交点」のどんでん返し振りが特に好みです。2022/12/20

Yuki

31
ノベルス版で再読。6編のうち「背信の交点」「世界の神秘を解く男」「リターン・ザ・ギフト」の3編は近年出た「名探偵傑作短編集」に収録されたことを考えると、レベルの高い1冊だったのだなと思う。短編にしては贅沢などんでん返しと法月親子の会話が毎回楽しい。90年代後半のあの雰囲気を反映した「現場から生中継」を久しぶりに読んでとても懐かしくなった。私もワイドショーとかの中継のああいう外野って苦手だなぁ。でも今はあまり見かけませんね。あとがきにほんのちょっとだけ奥様の話が出てくるというほっこりポイント有。2018/10/09

悪者みきこ

4
間違いのない法月!好きなのは長編だけど、面白いのは短編。でも穂波の性格は好きじゃない!2019/06/30

悪者みきこ

3
再読。身投げ女のブルース、切なすぎるぜー。パズル崩壊も読み返さなくては。2022/11/14

オーウェン

3
法月綸太郎の活躍を描く推理短編5編。 「背信の交点」 あずさ68号に乗った綸太郎が偶然事件に巻き込まれる展開。 そこで服毒した夫が浮気者と自決したという筋道だが、妻には怪しい見解が。 トラベルミステリだが、特急列車が出会うホームでというのがポイント。 「身投げ女のブルース」 綸太郎が出ない珍しいパターンだが、代わりの主役は葛城警部。 法月さん自身がアンフェアと認めているが、自殺を食い止めた葛城警部の行為だが、実は裏である事件がという展開。 印象に残った2作品だが、他作品も水準は維持している。2019/07/21

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