内容説明
霧深き夜、メフィスト病院に甘い芳香を放つ意識不明の女が運ばれてきた。白い医師と交わす言葉は、なんと古代日本語。異変に気づいたメフィストは一路出雲へ。そして地中深く閉ざされていた黄泉の国の扉が〈魔界都市〉に向けて開かれたのだ。跳梁する悪鬼、すべてに災なす“彼”までも〈新宿〉に。書下ろし巨篇。
感想・レビュー
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ぬきゃま
1
菊地秀行作品の物語の根っこは洋風って感じがしてなんか伝奇っぽくない感じがするけれど、これは日本の伝承が登場するため、伝奇してるなあと思えた。2012/07/18
