内容説明
ひとりぼっちの少年トーフェの前に戦士リバが現れた時が、冒険の始まりだった。悪しき魔道師がつぎつぎに送りこむ異形の刺客の襲撃に耐え、怪物たちがひしめく不気味な竜の大地を越えて、「運命の子」の旅はなおも続く。「世界に破滅をもたらすもの」と対決したトーフェが知る思いもよらぬ自分の真の姿とは？アクションファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cinos
48
発売時に購入したけれど、新本格ミステリは好きだったけど、ファンタジーはそれほどでもなかったので、今まで読んでいませんでした。少年トーフェとリバが悪しき魔導師との対決の旅に出るファンタジーで、旅立ちの第一章から重い話ですが、羽の生えた白猿ブマンには救われます。最後に明らかになる事実は衝撃的でした。見開きのイラストもあり、p112の戦闘シーンは絶句です。ぜひアニメにしてほしいです。面白かったので、すぐ下巻にかかります。2021/01/12
