講談社ノベルス<br> 十字屋敷のピエロ

講談社ノベルス
十字屋敷のピエロ

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  • サイズ 新書判/ページ数 267p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784061814141
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

ぼくは、ピエロの人形だ。人形だから、動けない、何も喋れない。殺人者は安心して、ぼくの前で凶行を繰り返す。もしそのぼくが、読者のあなたにだけ見たことを語れるとしたら…。しかもドンデン返しがあって、真犯人がいる!―未曽有の仕掛けで推理ファンに挑戦する乱歩賞作家の、本格推理シリーズ驚愕の第一弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

64
これはこれ(本格推理・トリック&真犯人)で結構好きだな。きっとこの前『どちらかが彼女を殺した』に書いてあった「どんでん返しを用意した小説」に含まれるね。2015/01/18

Satomi

50
持っているだけで不幸になる人形のピエロ。異常な屋敷に住む異常な一族。自殺なのか、事故なのか、事件なのか…。「僕はピエロ、ピエロの人形だから動けないし、何も喋れない…ピエロである僕の前で繰り返される凶行…。」合間合間にピエロ目線で事件が語られるのが頭を整理するのに良いアクセントになる。疲れている時に手を出してはいけない本格ミステリー!!2015/02/16

美登利

38
この頃の東野圭吾さんの作品は見取り図付きのミステリーが多いですよね。そして、やはり狭い空間での事件が目立ちます。今回のは何だか物悲しげで私は好きなタイプでした。お金持ちのお屋敷でのごちゃごちゃした人間関係は、本当に昔懐かしいです。二転三転するのも楽しめました。2013/11/13

sora

18
ピエロの目から見た事件かなと思ったら、それだけではなくピエロ使い?の悟浄が最後の最後で解決というより解説。それにしても、人の心をしかも2人を殺しまでさせてしまうなんて、恐ろしいことです。2018/11/12

てふてふこ

17
この当時流行った、いかにも本格ミステリっぽい内容。再読だけど、全く覚えてなかった。なぜシリーズ化しなかったのかな、悟浄さんはなかなか魅力的なのに。2014/10/07

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