内容説明
死体の消失と出現。夜歩く死者。浮遊する人魂。見えるわけのないものが写った写真。…想像を絶する怪事件が市之瀬徹の属するロックグループに続発した。死者が残した曲の暗号が解読され、奇怪な謎の数々が一挙に解明された時、この大胆な、コロンブスの卵にも比すべきトリックの仕掛人に絶大なる拍手を。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
68
あ、そうか。これがデビュー作だったね。そういう見方で読めば納得行くかな。2018/06/13
りん
2
面白かった!トリックは分かりやすいものの、プロローグの独白やマリの日記の描写が上手くてぐいぐい引き込まれる。何回も読み返したい。2011/07/04
K
2
ずっと読みたかった歌野氏のデビュー作。ど本格ミステリーでした。 島田先生の解説のデビューのいきさつ、面白かったです。 2011/05/09
かっこう
2
トリックは予想がつきやすいし、無理があるとも思う。そんなにうまくはいかないだろう・・。ただ、プロローグの独白はうまい!なるほどね。2010/08/08
漣
1
トリックわかりやすーい。登場人物の個性が薄くてたまに誰が喋ってんのかわからなくなる時があった。人は殺せるけどリスは殺せないってとこは良かったです。2022/05/31