内容説明
世界制覇をもくろむ異次元の淫鬼との、果てしない死闘から生還した塾教師・萩生真介。だが、かつての同僚、竜垣亜衣の助けを求める声が届いた時彼は再び超時空の妖戦地帯に旅立つ!異界の妖物と人間の母との間に生をうけた矢切鞭馬と萩生の、孤立無援の淫闘はいよいよ最大のクライマックスに!凄絶なバトル、鮮烈なエロスで大評判のシリーズ、ついに完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キー
7
瞬間移動の能力を隠し持った塾講師・萩生真介の活躍を描く「妖戦地帯」シリーズ第3作。1987年作品。 前作では触手の怪物の出番が少なめでしたが、今作では触手の怪物が最前面に出たような内容になっています。 第1作のように触手が女性を犯すだけでなく、触手が人間の体内に入って寄生しますが、後に多くのホラー映画で描かれた寄生生物を先取りしてます。 主人公の萩生真介も体内に触手が入り込んでしまいますが、そういうことも含めて、特殊能力がテレポートのみという主人公がヒーローとしては役不足だと感じてしまいましたね。2023/05/13