中公文庫<br> 文学の空気のあるところ

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文学の空気のあるところ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122075559
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C1195

出版社内容情報

いささか気恥ずかしいのですが、ぼくはこんな時代になっても文学が好きなんだと思います――。豊かな陰影をもつ作家と作品、印刷や造本のこと、詩歌との出会い。古今東西の文学の魅力とそれに関わる人々の姿を温かなことばで掬い上げ、新たな読書へと誘う。文庫版では新たに二篇を収録。語りの名手で知られる著者のエッセンスが凝縮された、懐かしくて新しい文学のはなし九篇。

【目次より】

昭和の本棚を見つめる
高見順の時代をめぐって
山之口貘の詩を読んでいく


名作・あの町この町


「少女」とともに歩む
詩と印刷と青春のこと
思想から生まれる文学
   *
「世界の名作」の輝き
思い出の文学

内容説明

いささか気恥ずかしいのですが、ぼくはこんな時代になっても文学が好きなんだと思います―。豊かな陰影をもつ作家と作品、印刷や造本のこと、詩歌との出会い。古今東西の文学の魅力とそれに関わる人々の姿を温かなことばで掬い上げ新たな読書へと誘う。語りの名手で知られる著者のエッセンスが凝縮された、なつかしくて新しい文学のはなし九篇。

目次

1(昭和の本棚を見つめる;高見順の時代をめぐって;山之口貘の詩を読んでいく)
2 名作・あの町この町(初めての人;北海道;東北 ほか)
3(「少女」とともに歩む;詩と印刷と青春のこと;思想から生まれる文学;「世界の名作」の輝き;思い出の文学)

著者等紹介

荒川洋治[アラカワヨウジ]
1949(昭和24)年、福井県生まれ。現代詩作家。早稲田大学第一文学部文芸科を卒業。75年の詩集『水駅』でH氏賞を受賞。『渡世』で高見順賞、『空中の茱萸』で読売文学賞、『心理』で萩原朔太郎賞、『北山十八間戸』で鮎川信夫賞、『真珠』で大岡信賞、評論集『文芸時評という感想』で小林秀雄賞、『過去をもつ人』で毎日出版文化賞書評賞を受賞。2017年より川端康成文学賞選考委員。19年、恩賜賞・日本芸術院賞を受賞。日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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tamami

53
書名を著者名で検索をしたら、これまでに荒川さんの本を何冊か読んでいたことに気がつく。本冊では、日本における口語詩の創生期から現代に至るまで、多くの詩人と作品が紹介されている。総じて荒川さんの文章は読みやすく、今回は全てが講演録なので、詩作品の紹介など、荒川さんの声が聞こえてくるようであった。既に名前だけ聞いたことのある詩人もいたが、多くは名前も作品も初めてで、作品だけからは解りにくい詩人の生涯や生活といった、詩の背景に当たるエピソードが多く語られていて興味深い。文学=小説という概念の幅が広がる思いである。2024/11/30

阿部義彦

17
同文庫「文庫の読書」に続いて詩人の荒川洋治さんの読書論二冊目を読了。今回は各地で行ったかなり長い講義が本となっています。話し言葉で書かれていて、凄く分かりやすいです。冒頭の『昭和の本棚を見つめる』なんて実に腑に落ちました。特に編集者、新聞記者がある特定の本(相田みつお、村上春樹等)が売れていると言う事に対してよわくなっている。それは売れているから売れているんでしょ位にすれば良いのに。売れていると言うことを話題にせざるを得ないという情報がそれのみになってしまい多様性が無くなる事に警告を発してます。2024/09/28

tayata

6
詩や散文、作家などについて語る荒川氏の独特の視点や切り口に共感するところが多かった2025/04/24

駒子

2
荒川洋二さんの本が好きで新刊が出る度に読んでいます。「いささか気恥ずかしいのですが、ぼくはこんな時代になっても文学が好きなんだと思います」。気取りがないように見えて練られた文章が好きなのですが、語りもとっても上手なんですね。そして照れやはにかみも感じて好ましい。荒川さんも「なんですよぉ」みたいな大泉洋のような口調で話すんですね。新鮮な驚きもありましたよぉ。2024/12/19

takao

1
ふむ2025/02/19

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