出版社内容情報
いささか気恥ずかしいのですが、ぼくはこんな時代になっても文学が好きなんだと思います――。豊かな陰影をもつ作家と作品、印刷や造本のこと、詩歌との出会い。古今東西の文学の魅力とそれに関わる人々の姿を温かなことばで掬い上げ、新たな読書へと誘う。文庫版では新たに二篇を収録。語りの名手で知られる著者のエッセンスが凝縮された、懐かしくて新しい文学のはなし九篇。
【目次より】
Ⅰ
昭和の本棚を見つめる
高見順の時代をめぐって
山之口貘の詩を読んでいく
Ⅱ
名作・あの町この町
Ⅲ
「少女」とともに歩む
詩と印刷と青春のこと
思想から生まれる文学
*
「世界の名作」の輝き
思い出の文学
内容説明
いささか気恥ずかしいのですが、ぼくはこんな時代になっても文学が好きなんだと思います―。豊かな陰影をもつ作家と作品、印刷や造本のこと、詩歌との出会い。古今東西の文学の魅力とそれに関わる人々の姿を温かなことばで掬い上げ新たな読書へと誘う。語りの名手で知られる著者のエッセンスが凝縮された、なつかしくて新しい文学のはなし九篇。
目次
1(昭和の本棚を見つめる;高見順の時代をめぐって;山之口貘の詩を読んでいく)
2 名作・あの町この町(初めての人;北海道;東北 ほか)
3(「少女」とともに歩む;詩と印刷と青春のこと;思想から生まれる文学;「世界の名作」の輝き;思い出の文学)
著者等紹介
荒川洋治[アラカワヨウジ]
1949(昭和24)年、福井県生まれ。現代詩作家。早稲田大学第一文学部文芸科を卒業。75年の詩集『水駅』でH氏賞を受賞。『渡世』で高見順賞、『空中の茱萸』で読売文学賞、『心理』で萩原朔太郎賞、『北山十八間戸』で鮎川信夫賞、『真珠』で大岡信賞、評論集『文芸時評という感想』で小林秀雄賞、『過去をもつ人』で毎日出版文化賞書評賞を受賞。2017年より川端康成文学賞選考委員。19年、恩賜賞・日本芸術院賞を受賞。日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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