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内容説明
「仮面ライダークウガ」は、テレビシリーズとしては１１年ぶりの「仮面ライダー」であり、平成における新たなキャラクター作品のあり方を模索するべく企画された。本書は、ビジュアル、ドラマ内容を重視し、この「仮面ライダー」に迫る。
目次
「大丈夫！！」―五代雄介
蘇る力―クウガ
超変身！
金の力
未確認生命体―グロンギ
「五代！」―一条薫
未確認生命体関連事件特別合同捜査本部
科学警察研究所・関東医大病院
クウガマシン
守るべき笑顔
究極の力
青空
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
6
ビジュアル中心ながら、テキストにおいても俳優の演技や企画成立までの経緯まで触れていてなかなか濃い。「ヒーローの暴力のジレンマ」を問い詰める物語であったことが高寺Pの各話コメンタリーからも明かされ、より理解を深めるのに十分な内容。デザインワークはW+ZOっぽいデザインのものもあったりして、現在のクウガのデザインに近いものは意外と少ない。また、グロンギ語の存在や重厚なドラマを支えたものとして、文芸部による物語の統一があったこともさらりとだが触れられている2013/08/10
やいとや
0
ヴィジュアル中心のムックなのだが、中々に読み物も濃いのが素晴らしい。全話解説の高寺Pのコメント、実に熱い。写真も余り見た事が無いスチールが多くてこれもお得。しかし、グロンギの女性人間体って、なんて皆妖艶なんだろ。男は変態ばっかだが（笑）。ゴ・ベミウ・ギの写真にこんなにドキドキさせられるとは思わなんだわ。テレビマガジン編集であるにも拘らず、一切「子供向け」にしない姿勢は当に『仮面ライダークウガ』という作品そのもの。ほぼ一切テクストにも振り仮名も振らず、完全に大人向けの体裁は見事。よく許されたなぁ、と感心。2019/02/24
