講談社学術文庫<br> イザベラ・バードの日本紀行〈下〉

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講談社学術文庫
イザベラ・バードの日本紀行〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 424p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061598720
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0126

出版社内容情報

発展途上の北海道と歴史に彩られた関西……そこで目にした諸諸に、時に賛嘆、時には批判、縦横に綴った名紀行。北海道へ到達したバードは、函館を起点に道内を巡行、当地の自然を楽しみ、アイヌの人々と親しく接してその文化をつぶさに観察した。帰京後、バードは一転、西へと向かい、京都、伊勢神宮、大津等を巡って、日本の伝統文化とも触れ合う。発展途上の北海道と歴史に彩られた関西……そこで目にした諸諸に、時に賛嘆、時には批判、縦横に綴った名紀行。(講談社学術文庫)

イザベラ・バード[イザベラ バード]
著・文・その他

時岡 敬子[トキオカ ケイコ]
翻訳

内容説明

北海道へ到達したバードは、函館を起点に道内を巡行、当地の自然を楽しみ、アイヌの人々と親しく接してその文化をつぶさに観察した。帰京後、バードは一転、西へと向かい、京都、伊勢神宮、大津等を巡って、日本の伝統文化とも触れ合う。発展途上の北海道と歴史に彩られた関西―そこで目にした諸諸に、時に賛嘆、時には批判、縦横に綴った名紀行。

目次

蝦夷に関するノート
蝦夷の旅の行程
東京に関するノート
伊勢神宮に関するノート
京都から山田(伊勢神宮)往路と、津経由の復路の行程
日本の現況

著者等紹介

バード,イザベラ[バード,イザベラ][Bird,Isabella L.]
1831~1904。イギリスの女流旅行作家。イギリス王立地理学会特別会員。1881年、結婚によりビショップと改姓。世界の広範な地域を旅行し、その旅行記はどれも高い評価を得ている

時岡敬子[トキオカケイコ]
福井県生まれ。上智大学外国語学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hiro

84
明治11年、道は悪く、蚊や蚤がいる現代の日本人ではきっと耐えられないだろう日本の田舎を、英国人の女性が通訳のイトウをつれただけで、東京から日光、新潟を経由し東北地方を縦断して北海道まで旅した旅行記の下巻。差別的で現代では使えない言葉も多く登場するが、当時の日本人のすばらしいところもきっちり書かれていた。梅雨の時期だったので大雨による災害に出くわすこともあり、昔から日本は災害が多かったということ改めて知る。奈良の鹿せんべいなど思いがけないものも登場し、当時の日本を知ることができる貴重な旅行記だ。2021/04/11

レアル

79
下巻は北海道から西日本へ。アイヌとの生活の詳細な描写の素晴らしさと自然描写の美しさに脱帽。そして私の住む近畿圏内の話は特に興味深い。日本人なのに初めて知る事も多く、当時を知るいい機会となった。またバード氏が指摘する当時の日本の問題点の多くが現在日本にも当てはまるような気がしてならない。紀行として当時を知る貴重な史料とともに、改めて日本を知るきっかけを与えられ、考えさせられた作品だった。2015/03/10

Makoto Yamamoto

36
このシリーズは文字が小さい為か、慣れないためか読了するまでに時間がかかりました。明治初期の日本の風景については、歴史小説で読んだり日本史で学んだ程度で、現実がどうだっか分かりませんでした。 今回は江戸⇒日光⇒新潟⇒北海道⇒神戸⇒京都⇒奈良⇒伊勢神宮と凄い距離の旅行記でした。 必ずしもイザベラさんの言葉に納得するわけではないですが、当時の日本をよく記録してもらったと感謝です。2022/07/24

ヨーイチ

24
下巻は蝦夷と関西、伊勢神宮。後書きで「アイヌへの差別表現」への配慮がなされているのが今風。別にそれ程酷いとは思わないが。矢張り蝦夷が面白い。色々勉強になった。著者は開拓使とアイヌの関係を「他の国に比べると寛大である」と見ている。これはアメリカとの比較なのだろうか。文字を持っていたら別な存在になっていた筈だ。義経神社なんて不思議な物も。「未踏の地」で温泉を「発見」して卵を茹でたりしている。温度計を携行する旅なのだ。習俗を取材をする著者に「和人にこの事は秘密にしてくれ」続く2015/09/20

takam

19
北海道から横浜、江戸、神戸、大阪、伊勢神宮までを渡り歩く。アイヌに対してはイザベラさんはかなり好意的に見ていたらしい。確かに登場するアイヌは自分たちの文化に誇りを持っており、外国人に対しても優しく接しているように見えた。日本人は欧米に対してコンプレックスを持っていて、自信がない民族に思えた。2020/11/12

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