内容説明
本書はエビデンス万能という世間の流れに棹を差し、抗議の声を挙げるものである。また、もう一つのテーマは創感染の発症メカニズムに対する推論と、それに基づく治療原理の提案である。
目次
第1章 エビデンスはどこにある?(地動説とEBM;RCTはレベルの低い証明法である;数学はすべての科学に君臨する ほか)
第2章 熱傷治療の常識非常識(熱傷治療の常識非常識;小児熱傷での問題点;2度熱傷はなぜ3度熱傷に移行するのか)
第3章 熱傷治療の症例14
第4章 創感染の常識非常識(術後縦隔炎から考える;術後創感染の原因;さまざまな術後創感染について ほか)
著者等紹介
夏井睦[ナツイマコト]
1957年秋田県に生まれる。1984年東北大学医学部卒業。1986年東北大学医学部附属病院形成外科入局。1992年日本形成外科学会認定医取得。2001年インターネットサイト『新しい創傷治療』を開設。2003年特定医療法人慈泉会相澤病院傷の治療センター長として赴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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