講談社学術文庫<br> イザベラ・バードの日本紀行〈上〉

個数:
電子版価格
¥1,650
  • 電子版あり

講談社学術文庫
イザベラ・バードの日本紀行〈上〉

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月12日 00時28分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061598713
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0126

出版社内容情報

世界を廻った大旅行家の冷徹な眼を通じ、維新後間もない東北・北海道の文化・習俗・自然等を活写した日本北方紀行。1878年、横浜に上陸した英国人女性イザベラ・バードは、日本での旅行の皮切りに、欧米人に未踏の内陸ルートによる東京―函館間の旅を敢行する。苦難に満ちた旅の折々に、彼女は自らの見聞や日本の印象を故国の妹に書き送った。世界を廻った大旅行家の冷徹な眼を通じ、維新後間もない東北・北海道の文化・習俗・自然等を活写した日本北方紀行。(講談社学術文庫)

イザベラ・バード[イザベラ バード]
著・文・その他

時岡 敬子[トキオカ ケイコ]
翻訳

内容説明

一八七八年、横浜に上陸した英国人女性イザベラ・バードは、日本での旅行の皮切りに、欧米人に未踏の内陸ルートによる東京‐函館間の旅を敢行する。苦難に満ちた旅の折々に、彼女は自らの見聞や日本の印象を故国の妹に書き送った。世界を廻った大旅行家の冷徹な眼を通じ、維新後間もない東北・北海道の文化・習俗・自然等を活写した日本北方紀行。

目次

はじめて目にした日本の眺め
富士山の姿
混成の都市
日本のサンパン
人力車
滑稽な運ばれ方
紙幣
内陸旅行の障害
ハリー・パークス卿
大使の乗り物〔ほか〕

著者等紹介

バード,イザベラ[バード,イザベラ][Bird,Isabella L.]
イザベラ・ビショップ。1831~1904。イギリスの女流旅行作家。イギリス王立地理学会特別会員。1881年、結婚によりビショップと改姓。世界の広範な地域を旅行し、その旅行記はどれも高い評価を得ている

時岡敬子[トキオカケイコ]
福井県生まれ。上智大学外国語学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiro

67
電子書籍の合本版を読む。上巻分を読むのにも時間がかかった。英国人の女性が明治11年東京から北海道まで通訳の伊藤を一人伴って旅した紀行文。この本を知ってすぐに読みたくなったが、中島京子さんの『イトウの恋』を読み予習してから読み出した。現在の日本人が明治11年にタイムスリップして、イザベラと同じコースを旅できるかといえば、きっと蚊や蚤に襲われるような不潔な旅に耐え切れないと思う。それを考えるとイザベラはすごい。当時のありのままの日本を知ることができる貴重な本だったが、内容についての感想は下巻を読んだ後に。2020/11/07

Gotoran

67
既読の渡辺京二著『逝きし世の面影』で紹介されていた幕末・明治の外国人訪日日記の1つ(本書上下巻)。1878年(M11年)に来日した英国人女性旅行家I.バード。本書上巻では、東京から日光、会津若松、新潟、山形、秋田、青森、蝦夷・函館までの東北縦走の大冒険旅行記。江戸が色濃く残る田舎の原風景や庶民の素朴な生活が、険しい山道、粗末な食物、騒音と悪臭、無遠慮な視線、蚤と蚊の襲撃、大雨による増水等に悪戦苦闘しつつも、外国人の鋭い観察眼で、時に冷やかに時に温かく、生き生きと描き出されている。素晴らしいの一言!2016/06/27

アルピニア

60
1年かけて読了。横浜から江戸、日光、新潟、山形、秋田、青森を経て、蒸気船で函館に着くまで。女史の観察力と詳細な記述に驚くばかり。事物や人々の暮らし、風景が目に浮かぶようだ。住居の不衛生さや風貌に対する痛烈な批判はあるが、概して日本人の性質(親切、正直)を賞賛している。ときおり記されるキリスト教信者としての見解には、生きる世界の違いを実感させられるものの、その視線には、未知の異なる文明に対する敬意が感じられる。当時の地域の暮らし、文化を知る貴重な記録として、とても興味深く読んだ。下巻はいよいよ蝦夷編。2022/12/28

Makoto Yamamoto

47
約150年前に来日した英国夫人のイザベラ・バードが横浜から北日本へ冒険旅行。 都会では清潔だが、田舎は不潔で生活のレベル差を感じている。 この時期でも日本は安全だったことが伝わってくる。 彼女は後年朝鮮半島も旅行するが、ずいぶん違っていて、当時と現代を比べてみると興味深い。 上から目線は気になったが、まあ当時としては仕方ないと思う。 つぎは下巻へ。2022/07/10

Emi

34
明治初めの頃の日本人は「最も醜くて最も感じの良い人々」だそう。男でも160cmないくらい背が低く胸が凹んでいて華奢でO脚、覇気がなくて手際がよく器用。勤勉で貧しくて不衛生で畳はノミだらけで皮膚病蔓延 貧しいのにみんな親切でもの静か 男は裸女もほぼ裸(腰巻のみ)。明治になって10年。そんな時代に英国人女性が横浜から函館まで単身旅行。すごい。キリスト教徒で先進国から来ているインテリ女性ならではの上から目線ではあるけど、地方の当時の日本の姿が実に詳細に活写されてました。興味深いけど詳細すぎて流し読み。2024/07/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/427320
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品