講談社学術文庫
人物アメリカ史〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 516p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061598331
  • NDC分類 285.3
  • Cコード C0122

内容説明

アメリカはどのように形作られてきたのだろうか。大陸発見の道筋を切り開いたコロンブス、ピューリタンの新天地建設をめざしたウインスロップ、独立宣言を起草したフランクリンやジェファーソン、インディアン連合を組織しアメリカと戦ったテカムセ。巧みな構成、自由な語り、多彩な人物の伝記を並べ綴るおもしろさ抜群、魅力あふれるアメリカ史。

目次

第1章 クリストファー・コロンブス―誤解が生んだ新大陸発見の栄誉
第2章 ジョン・ウインスロップ―ピューリタン植民地建設のディレンマ
第3章 ベンジャミン・フランクリン―独立戦争を勝利したもっともアメリカ人らしいアメリカ人
第4章 トマス・ジェファーソン―アメリカン・デモクラシーの象徴
第5章 テカムセ―史上初のインディアン連合を組織した天才
第6章 キット・カーソン―フロンティアの夢が生んだ西部の英雄
第7章 フレデリック・ダグラス―逃亡奴隷の見た南北戦争
第8章 ロバート・E.リー―敵からも称賛された南軍の悲劇の名将

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sibasiba

3
ネイティブアメリカンについての記述は素直に客観的なのに黒人に対してのソレは非常に慎重な書き方なのは現代でもまだデリケートな問題なのだろうか。 西部の英雄キット・カーソンも格好良いが、フレデリック・ダグラスが良いな。特に再婚時の台詞とか。リー将軍はやはり悲劇の将軍で人気あるのも当然だ。しかしアメリカで歴史改変モノの定番らしい南軍勝利はどう考えても無理だよな。2014/01/31

やご

0
14人の人物の伝記からアメリカの歴史をたどった本(原書では19人の伝記を掲載していましたが、紙幅の関係で5人分が削られています)。もともとはアメリカの大学生向けのアメリカ史入門書として書かれたものだそうです。 (続く)→ https://gok.0j0.jp/nissi/0533.htm2010/12/06

伊藤チコ@革命的cinema同盟

0
わかりやすくて面白かった。でもwikiで簡単に取り上げられてる人物のことを調べておいたらよりスムーズ。リー将軍とインディアンの人物史が読みたかったんだけど、人間味あふるる物語的な記し方にワクワクしながら読めました。これと小学生が習うアメリカの教科書は名著。2020/01/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/181917
  • ご注意事項

最近チェックした商品