出版社内容情報
マルクスは当時の人々の生活を見据え、資本主義経済の仕組みを分析。その厖大で難解な名著のエッセンスを引き出し、解説する。経済学の最高の古典ともいえる『資本論』は、夥しい人々に読み継がれ、世界を大きく動かしてきた。マルクスは当時の社会の現状と人々の生活を見据え、資本主義経済の原理とその運動を体系的に分析した。本書では、厖大かつ難解な叙述の続くこの名著の講読を長年行ってきた著者が、エッセンスとなる章句を選び出し、懇切な解説を施し、その魅力と豊かな内容を引き出す。(講談社学術文庫)
序――マルクスの思想と学問
第1巻 資本の生産過程
第2巻 資本の流通過程
第3巻 資本主義的生産の総過程
伊藤 誠[イトウ マコト]
著・文・その他
内容説明
経済学の最高の古典ともいえる『資本論』は、夥しい人々に読み継がれ、世界を大きく動かしてきた。マルクスは当時の社会の現状と人々の生活を見据え、資本主義経済の原理とその運動を体系的に分析した。本書では、厖大かつ難解な叙述の続くこの名著の講読を長年行ってきた著者が、エッセンスとなる章句を選び出し、懇切な解説を施し、その魅力と豊かな内容を引き出す。
目次
序 マルクスの思想と学問
第1巻 資本の生産過程(基本形態としての商品;貨幣の謎を解く;貨幣の働き ほか)
第2巻 資本の流通過程(資本は循環する;回転を速めたい;再生産の原則と国民所得)
第3巻 資本主義的生産の総過程(資本の競争と生産価格;市場価値と利潤率の変動;商業資本と商業利潤 ほか)
著者等紹介
伊藤誠[イトウマコト]
1936年東京生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学名誉教授。國學院大學教授。日本学士院会員。専攻は理論経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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