出版社内容情報
賑わうシャンパーニュの大市
今も変わらぬ主婦の生活
1250年、トロワを描く
中世、城壁が築かれ、都市があちこちで誕生した。
異民族の侵寇や農業・商業の発達はそれに拍車をかけた。1250年、シャンパーニュ伯領の中心都市、トロワ。そこに住む人々はどのような生活を送っていたのか。主婦や子供たちの1日、結婚や葬儀、教会や学校の役割、医療や市(いち)の様子などを豊富なエピソードを盛り込み描く。活気に満ち繁栄した中世都市の実像が生き生きと蘇る。
西ヨーロッパにおいて、現在へとつながる都市が成立したのは、中世のことである。1250年には、古代から栄えた地中海沿岸地域だけでなく、北西ヨーロッパにおいても都市は活気に満ち、繁栄していた。本書では、この時期に新たに花開いた都市の一つであるトロワを選び、13世紀の折り返し点、1250年におけるトロワの人々の生活を追ってみようと思う。――<本書「プロローグ」より>
ジョゼフ・ギ?ス[ジョゼフ ギ?ス]
著・文・その他
フランシス・ギ?ス[フランシス ギ?ス]
著・文・その他
青島 淑子[アオシマ トシコ]
翻訳
内容説明
中世、城壁が築かれ、都市があちこちで誕生した。異民族の侵寇や農業・商業の発達はそれに拍車をかけた。一二五〇年、シャンパーニュ伯領の中心都市、トロワ。そこに住む人々はどのような生活を送っていたのか。主婦や子供たちの一日、結婚や葬儀、教会や学校の役割、医療や市の様子などを豊富なエピソードを盛り込み描く。活気に満ち繁栄した中世都市の実像が生き生きと蘇る。
目次
トロワ一二五〇年
ある裕福な市民の家にて
主婦の生活
出産そして子供
結婚そして葬儀
職人たち
豪商たち
医師たち
教会
大聖堂
学校そして生徒たち
本そして作家たち
中世演劇の誕生
災厄
市政
シャンパーニュ大市
一二五〇年以降
著者等紹介
ギース,ジョゼフ[ギース,ジョゼフ][Gies,Joseph]
30年間にわたって中世の歴史の本を書きつづけている。著作は20冊を超える。現在、ミシガン州アナーバー近郊に在住
ギース,フランシス[ギース,フランシス][Gies,Frances]
30年間にわたって中世の歴史の本を書きつづけている。著作は20冊を超える。現在、ミシガン州アナーバー近郊に在住
青島淑子[アオシマヨシコ]
1986年京都大学文学部卒。高校教師、「ニューズウィーク日本版」編集協力を経て、翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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