出版社内容情報
スコット南極探検隊同行写真家の100枚の写真で甦る100年前の日本
スコット南極探検隊の映像記録を残したポンティングは、世界を旅し、日本を殊の外愛し、この世の楽園と讃えた。京都の名工との交流、日本の美術工芸品への高い評価。美しい日本の風景や日本女性への愛情こもる叙述。浅間山噴火や決死の富士下山行など迫力満点の描写。江戸の面影が今なお色濃く残る100年前の明治の様子が著者自らが写した貴重な写真とともにありありと甦る。
本書の特徴は、著者自身の経験が生き生きと描かれ、さらにさまざまなエピソードが織り込まれている点であり、その意味でユニークな日本滞在記といえるだろう。保津川の急流で泳いだり、富士山の下山の途中、道なき道を下るなど、かなりの冒険もしている。浅間山の山頂で噴火に遭ったときの描写や精進湖の花火の話も大変おもしろい。随所に出てくる風景描写に、さすがに写真家ならではの細かな観察がうかがわれる。――<本書「訳者あとがき」より>
第1章 東京湾
第2章 京都の寺
第3章 京都の名工
第4章 保津川の急流
第5章 阿蘇山と浅間山
第6章 精進湖と富士山麓
第7章 富士登山
第8章 日本の婦人について
第9章 鎌倉と江ノ島
第10章 江浦湾と宮島
ハ?バ?ト・G・ポンティング[ハ?バ?ト G ポンティング]
著・文・その他
長岡 祥三[ナガオカ ショウゾウ]
翻訳
内容説明
スコット南極探検隊の映像記録を残したポンティングは、世界を旅し、日本を殊の外愛し、この世の楽園と讃えた。京都の名工との交流、日本の美術工芸品への高い評価。美しい日本の風景や日本女性への愛情こもる叙述。浅間山噴火や決死の富士下山行など迫力満点の描写。江戸の面影が今なお色濃く残る百年前の明治の様子が著者自らが写した貴重な写真とともにありありと甦る。
目次
第1章 東京湾
第2章 京都の寺
第3章 京都の名工
第4章 保津川の急流
第5章 阿蘇山と浅間山
第6章 精進湖と富士山麓
第7章 富士登山
第8章 日本の婦人について
第9章 鎌倉と江ノ島
第10章 江浦湾と宮島
著者等紹介
ポンティング,ハーバート・G.[ポンティング,ハーバートG.][Ponting,Herbert George]
1870年、イギリス生まれ。写真家。1910年、スコット南極探検隊に参加し、写真と映像による記録を残す。著書に“The Great White South”などがある。1935年没
長岡祥三[ナガオカショウゾウ]
1926年東京生まれ。東京大学経済学部卒。明治製糖、明治アルミ工業の役員歴任。日本英学史学会評議員
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感想・レビュー
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