講談社学術文庫<br> 英国人写真家の見た明治日本―この世の楽園・日本

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講談社学術文庫
英国人写真家の見た明治日本―この世の楽園・日本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061597105
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0121

出版社内容情報

スコット南極探検隊同行写真家の100枚の写真で甦る100年前の日本

スコット南極探検隊の映像記録を残したポンティングは、世界を旅し、日本を殊の外愛し、この世の楽園と讃えた。京都の名工との交流、日本の美術工芸品への高い評価。美しい日本の風景や日本女性への愛情こもる叙述。浅間山噴火や決死の富士下山行など迫力満点の描写。江戸の面影が今なお色濃く残る100年前の明治の様子が著者自らが写した貴重な写真とともにありありと甦る。

本書の特徴は、著者自身の経験が生き生きと描かれ、さらにさまざまなエピソードが織り込まれている点であり、その意味でユニークな日本滞在記といえるだろう。保津川の急流で泳いだり、富士山の下山の途中、道なき道を下るなど、かなりの冒険もしている。浅間山の山頂で噴火に遭ったときの描写や精進湖の花火の話も大変おもしろい。随所に出てくる風景描写に、さすがに写真家ならではの細かな観察がうかがわれる。――<本書「訳者あとがき」より>

第1章 東京湾
第2章 京都の寺
第3章 京都の名工
第4章 保津川の急流
第5章 阿蘇山と浅間山
第6章 精進湖と富士山麓
第7章 富士登山
第8章 日本の婦人について
第9章 鎌倉と江ノ島
第10章 江浦湾と宮島


ハ?バ?ト・G・ポンティング[ハ?バ?ト G ポンティング]
著・文・その他

長岡 祥三[ナガオカ ショウゾウ]
翻訳

内容説明

スコット南極探検隊の映像記録を残したポンティングは、世界を旅し、日本を殊の外愛し、この世の楽園と讃えた。京都の名工との交流、日本の美術工芸品への高い評価。美しい日本の風景や日本女性への愛情こもる叙述。浅間山噴火や決死の富士下山行など迫力満点の描写。江戸の面影が今なお色濃く残る百年前の明治の様子が著者自らが写した貴重な写真とともにありありと甦る。

目次

第1章 東京湾
第2章 京都の寺
第3章 京都の名工
第4章 保津川の急流
第5章 阿蘇山と浅間山
第6章 精進湖と富士山麓
第7章 富士登山
第8章 日本の婦人について
第9章 鎌倉と江ノ島
第10章 江浦湾と宮島

著者等紹介

ポンティング,ハーバート・G.[ポンティング,ハーバートG.][Ponting,Herbert George]
1870年、イギリス生まれ。写真家。1910年、スコット南極探検隊に参加し、写真と映像による記録を残す。著書に“The Great White South”などがある。1935年没

長岡祥三[ナガオカショウゾウ]
1926年東京生まれ。東京大学経済学部卒。明治製糖、明治アルミ工業の役員歴任。日本英学史学会評議員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レアル

88
日本人の私が逆にイギリス人から日本の文化、芸術、歴史等を教わった。またイギリス人から見た明治の日本人の視点にも興味をもつ。そして見てきたもの、訪れた場所等を撮った写真が並ぶ。まるで私までが当時の日本を見てきたかのような錯覚を起こしそう。。そしてこのイギリス人が日本人に対して好意を持ってくれているという記述を読むとこちらまで嬉しくなる。今の日本人に失いかけているモノを教えてくれているそんな作品のような気もする。2015/04/22

Willie the Wildcat

28
自然、美、技、そして心・・・。現代に残るものと、失ったもの。言い伝えや伝承を通すことで、五感のみならず、知識の面からも日本文化、日本人のIdentityを振り返らせる。特に、日本人の自然への想いと繋がりを強く感じる。一方で、象嵌や鍔。工房と職人の写真が眩い!意外だったのが、'L'に馴染みがなく、'R'で発音!?現代と逆なのでは…。興味深い。なお、「あとがき」にて、本来の半分しか訳さなかったとのこと…。読みたかったなぁ・・・、残念!2013/06/30

Atsushi Kobayashi

19
時代がわかるというか、失われたものがわかるというか、感慨深い本です。 2019/06/23

月世界旅行したい

12
百聞は一見にしかず、写真つきなのがすばらしい。2015/04/05

本の蟲

11
外国人の日本印象記を読み進めていて思うのは、賞賛であれ困惑であれ「まるで作り物のよう」という感想をよく見かける。つまり浮世絵や陶器の染付等で、欧米でも知られつつあった日本の風景。山の稜線やたなびく雲。雪景色、花々の淡い色彩の大半は、想像上の風景だと誤解されていたらしい。見慣れた日本人の見解としては「んな阿呆な」としか言いようがないが、実際に訪れて「現実だったのか」と感嘆したとか。それを抜きにしても、自然災害や戦争、開発が進んで変わってしまった当時の風景が、写真で豊富に掲載されているのは見ていて楽しい2021/12/20

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