講談社学術文庫<br> 正法眼蔵〈1〉

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講談社学術文庫
正法眼蔵〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061596450
  • NDC分類 188.84
  • Cコード C0115

出版社内容情報

味のある名訳、懇切な注解
禅の奥義を説く待望の名著の文庫化

磨き上げられた迫力ある名文で、禅の奥義を追究した、日本仏教思想史上、屈指の名著『正法眼蔵』。浄土宗の人でありながら、弱年より道元に傾倒、繰り返し繰り返し読み込み、爾来、五十年。味ある名現代語訳、懇切丁寧でわかりやすい注解。人間の真のあり方を求め続けた著者渾身の訳業。道元の主著の真髄とは何か、その本質に肉迫する。

(学生時代、)一夏かかって一処懸命に『正法眼蔵』を読み通した。……「学道の人は先づ須(すべから)く貧なるべし」とか、……「学道の人、衣糧(えりょう)を煩ふこと莫(なか)れ」とか、「貧なるが道(どう)に親(したし)きなり」とか、そのような一連のことばの真意を、そのころなお年若かったわたしは、どうしても理解することができなかった。そのくせ、それらのことばは、ぐっとわたしの心をつかんで、どうしても放してくれないのである。――(本書「道元をみつめて」より)

摩訶般若波羅蜜(まかはんにゃはらみつ)
現成公案(げんじょうこうあん)
一顆明珠(いっかみょうじゅ)
即心是仏(そくしんぜぶつ)
洗浄(せんじょう)
礼拝得髄(らいはいとくずい)
谿声山色(けいせいさんしょく)
諸悪莫作(しょあくまくさ)
有時(うじ)
袈裟功徳(けさくどく)
伝衣(でんえ)
道元を見つめて――わたしの道元研究史
谿声余韻 1
道元略年譜


増谷 文雄[マスタニ フミオ]
著・文・その他

内容説明

磨き上げられた迫力ある名文で、禅の奥義を追究した、日本仏教思想史上、屈指の名著『正法眼蔵』。浄土宗の人でありながら、弱年より道元に傾倒、繰り返し繰り返し読み込み、爾来、五十年。味ある名現代語訳、懇切丁寧でわかりやすい注解。人間の真のあり方を求め続けた著者渾身の訳業。道元の主著の真髄とは何か、その本質に肉迫する。

目次

摩訶般若波羅蜜
現成公案
一顆明珠
即心是仏
洗浄
礼拝得髄
谿声山色
諸悪莫作
有時
袈裟功徳
伝衣

著者等紹介

増谷文雄[マスタニフミオ]
1902年、福岡県生まれ。1925年、東京帝国大学文学部宗教学科卒業。東京大学講師、東京外国語大学教授、大正大学教授、都留文科大学長を歴任。専門は宗教学・仏教学・文学博士。1987年12月6日没
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sheemer

15
これ一冊を読むのに、積読を含めてどれくらいかかったのか。10年くらいは経っている(2007の購入だった)。プルーストが今5/14巻。こちらがどうなるかはさっぱり分からないが、続けることになる。なる、としか言えない。しかも読んだとてなにも分かってはいない。だが読む。2024/04/19

零水亭

9
『臨済録』や道元禅師のナマの言葉を高弟懐奘がメモ書きしたとされる『正法眼蔵随聞記』を以前愛読していましたが、その流れで岩波文庫版『正法眼蔵』の第一巻に挑戦したもののあえなく挫折した苦い思い出あり。その後、榑林皓堂氏の「現成公案」解説本(非常に理解しやすかったです)や秋月龍ミン氏の講談社新書を経て、再び『正法眼蔵』に再挑戦中です。最近気付いたこととして、「理解しやすい巻」と「理解しにくく、一旦後回しにした方がいい巻」とに分けた方がいいと思っています。

shimashimaon

5
好きな章は、現成公案、谿声山色、諸悪莫作、有時です。特に有時などはどうしても哲学的に読んでしまいます。しかしながら、洗浄、袈裟功徳、伝衣などの独特な章を読むと道元禅師の真心が伝わってくるようで、まさしく宗教の書であると思いました。仏教の信仰は体験に基づくものと言われますが、体験しなければ分からないというのでなく、この世に生きながらにして悟りを実現できるのだから、それを目指さないといけない、その具体的方法は…と噛んで含めるように言葉にして残してくれたことは幸せなことだと思います。日本人による日本人の言葉で。2022/12/10

はちめ

3
現成公案の理解のため読み出したが、袈裟功徳に驚く。本巻最大の章で有りかつ続く伝衣の章でほぼ同じ内容が繰り返される丁寧さ。袈裟を着ることそれ自体が極めて大切なのだと。何故なのか、直感で理解できているかもしれないがとても自信が持てない。次巻以降どうしようか。2017/06/29

無能なガラス屋

2
「すでに導師に相逢せんよりこのかたは、万縁をなげすてて、寸陰をすごさず、精進弁道すべし。有心にても修行し、無心にても修行し、半心にても修行すべし。」2025/04/25

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