講談社学術文庫<br> 対馬藩江戸家老―近世日朝外交をささえた人びと

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講談社学術文庫
対馬藩江戸家老―近世日朝外交をささえた人びと

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  • サイズ 文庫判/ページ数 321p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061595514
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0121

内容説明

将軍吉宗の代替わりに際し、来日する朝鮮通信使。江戸時代、朝鮮との外交交渉・貿易業務の窓口だった対馬藩は、朝鮮御役を拝命する。莫大な出費、形式を重んじる使節、無理解な老中たち。日朝双方の本音と建て前の間にあって、ときに詭弁を弄し、ときに脅し、ときに屈辱に耐えつつ近世の日朝「交隣」をささえた小藩の苦悩と奮闘。

目次

第1章 幕府の威光と日朝外交(江戸時代初期の朝鮮通信使の特質;異国の使節と日本の威光 ほか)
第2章 吉宗、将軍となる(土屋政直、朝鮮御用に再任;告訃参判使と告慶参判使 ほか)
第3章 江戸家老かく戦えり(幕府勘定方からの問いあわせ;朝鮮貿易衰退の原因 ほか)
第4章 通信使がやってくる(派遣の要請;対馬藩、拝借金を嘆願す ほか)
第5章 対馬藩の「役儀」(朝鮮ルートの対外情報;吉宗、異国の馬を望む ほか)

著者等紹介

山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年生まれ。東京大学文学部国史学科卒業、同大大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、東京大学史料編纂所教授。文学博士。専攻は、近世日本の政治・外交史
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わたぼう

0
★7/102018/05/07

harurindo

0
藩の重役の業務メモから外交から仕事の手続きまで克明に再現できるのが面白い。2012/12/26

伊達者

0
面白い。歴史が蘇ってくる2019/10/23

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