内容説明
日本国に属しながら独自の自然と歴史をもつ沖縄。沖縄を理解するのにもっとも大切なものは何か。著者は、沖縄の「根」の底に沖縄固有の「神」の存在を見る。その神を見失った場合、沖縄は日本本土との画一化という衝撃に耐えられないのではないか。今日沸騰する各種の社会問題を解決するために、沖縄は「南島自治文化圏」を設定すべきであると主張する。沖縄問題を正しくとらえるための必読の書。
目次
1 「復帰」後の沖縄
2 沖縄の時間と空間
3 人頭税の世界
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- 和書
- 日本律令制の展開