内容説明
合衆国建国から二百年、映画誕生から百年。国家の歴史の優に半分に重なるアメリカ映画の歴史を語ることは、アメリカ文化を語ることである。上巻では、ユダヤ系移民を中心とした“映画の大立者”たちが「アメリカの夢と神話」の発信基地としてのハリウッドを形成し、移民や都市労働者の支持のもとに、映画を最大の文化メディアに創り上げるまでを描く。文化史の視角からとらえた鮮烈な映画史。
目次
映画文化の興隆(映画というマス・メディアの誕生;ニッケル・マッドネス;エジソンのトラストとその崩壊の顛末;D・W・グラフィスと映画芸術の形成)
大衆文化の時代における映画(ハリウッドと金魚鉢時代の夜明け;無声映画と情熱的な生活;混沌、魔術、肉体的能力―無声喜劇映画の芸術性;映画がつくった子どもたち;アドルフ・ズーカーが建てた家)



