内容説明
千年以上にわたり、その繊細優艶な魅力によりわが国で広く愛読されてきた唐詩の豊饒な世界。本書は新年および季節ごとの唐代の行事・風俗を歳時記の形式で解説し、四季折々の花や鳥などの素材の持つ詩的心象を、日本文学における和歌のイメージとも比較しながら考察する。王維・李白・杜甫から、中唐の白居易、晩唐の杜牧、李商隠まで、代表作の数数を選び、原文・訓読文に現代語訳を付した好著。
感想・レビュー
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千年以上にわたり、その繊細優艶な魅力によりわが国で広く愛読されてきた唐詩の豊饒な世界。本書は新年および季節ごとの唐代の行事・風俗を歳時記の形式で解説し、四季折々の花や鳥などの素材の持つ詩的心象を、日本文学における和歌のイメージとも比較しながら考察する。王維・李白・杜甫から、中唐の白居易、晩唐の杜牧、李商隠まで、代表作の数数を選び、原文・訓読文に現代語訳を付した好著。