講談社学術文庫<br> ドイツと日本―国際文化交流論

講談社学術文庫
ドイツと日本―国際文化交流論

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  • サイズ 文庫判/ページ数 303p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784061591547
  • NDC分類 319.103
  • Cコード C0139

内容説明

ドイツ文学者である筆者が、ケルンの日本文化会館館長の体験を交え、日独文化の実態を説く。映画「寅さん」の上映による日本的発想の紹介や、在職三年間に百五十回にのぼった講演など、文化交流に奔走した日々をいきいきと描写。また、幕府により初めてヨーロッパに派遣された文久遣欧使節の足跡をたどり、知られざる国際交流の歴史を明かす。日本とドイツをめぐる興味深い交流の記録と提言。

目次

第1部 国際文化交流(種子を蒔いた人びと;文化交流の歴史概観;「国際化」とは何か ほか)
第2部 ドイツでの日々(文化交流の最先端;ドイツに遣いして;素人外交官の喜びと悲哀 ほか)
第3部 日本から世界へ(映画「寅さん」と日本的発想;日本紹介奮闘の記;日本語と国際社会 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

N島

9
ケルン国際文化会館での文化交流事業を軸に、文化交流の意義、その問題点、日本とドイツとのカルチャーギャップ、あるべき文化交流の形等を総論としてまとめた一冊。「おもてなし都市トーキョー」をスローガンに邁進せざるを得ない我々は、果たして真の意味での「おもてなし」をすることが出来るまでに、一人一人の文化交流意識が高まっていると言えるのだろうか?…筆者の問いかけは時を超えて我々の胸に突き刺さる。さておき、作者のエネルギッシュな活動記録と「文久二年使節団」の秘史は読み物として大変面白く読ませて頂きました。2016/08/04

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