内容説明
『教行信証』は、浄土真宗の教義の根本理念を述べた書である。親鸞はいう、浄土の真実の心(浄土真宗)を考えるとき、如来の恵みによって与えられた浄土に生まれるすがたには、真実の教と行と信と証とがあると。本書は、親鸞研究に深い理解と見識をもつ著者が、難解な書とされる『教行信証』6巻の中から親鸞の言葉や教えを抽出し、その真意を平易に解説した。親鸞の思想と信仰の核心に迫る好著。
目次
親鸞の生涯と思想について
『教行信証』の撰述とその構造について
教行信証・序
数の巻
行の巻
信の巻
証の巻
真仏土巻
化身土巻
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- 和書
- 戦後宰相論