講談社学術文庫<br> 社会分業論〈下〉

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講談社学術文庫
社会分業論〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 325p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784061588745
  • NDC分類 361.3
  • Cコード C0130

内容説明

社会が大きくなり、密度を高めるのに正比例して、分業は必然的に発展する。分業の進歩は、一方で激しい生存競争を引き起こし、また一方では競争者たちに共存の可能性を与えるであろう。本書で、デュルケムは分業の原因を仔細に検討し、さらに分業の病理学的形態の分析を通して、社会的連帯の正しい発展方向を展望する。道徳的秩序の確立、個人的人格の開花、闘争なき人類社会の創造…デュルケム社会学の実践的主題は、大きく深い。

目次

第2編 原因と条件(分業の進歩と幸福の増加;原因;第二次的要因―集合意識の漸次的不確定化とその原因;第二次的要因〈続〉遺伝;以上からの帰結)
第3編 異常的諸形態(無規制的分業;拘束的分業;その他の異常形態)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nappa

4
アノミーの捉え方が、『自殺論』とは異なった見方で時代とともにデュルケムの考えが変わったことがわかった。しかし、社会や道徳に対する観点は、一貫としていて他の著書も読みたいと思った。2015/06/23

Meroe

0
下巻。土台を準備するのに念入りすぎて、肝心な「分業がなぜ/どのように人々に道徳的影響をおよぼすのか」ていうところ詰め込みすぎてる気がする……。2011/06/12

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