講談社学術文庫<br> 仏教伝来と古代日本

講談社学術文庫
仏教伝来と古代日本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 296p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061587250
  • NDC分類 182.1

内容説明

日本の古代国家建設に仏教はどんな影響を与えたのか。本書において著者は、王権を目指して伝来した仏教が、日本における国家仏教として成立するまでの過程や、律令国家と仏教との関係、神道と仏教との相違点などを概観して、宗教が天皇政治の本質に深く係っていたことを強調する。同時に、その後の日本仏教の歴史をみると、国家・政権の側から仏教を必要とすることはなく、古代の終焉はまた国家仏教の終焉でもあった、と結論づける。

目次

第1章 仏教伝来の道
第2章 聖徳太子と半跏思惟像
第3章 古代朝鮮の弥勒信仰
第4章 宇佐八幡の誕生
第5章 神仏習合とその源流
第6章 日本古代国家と宗教

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamahiko

14
朝鮮半島における仏教の伝わり方を踏まえたうえで日本への伝播を辿る。蘇我氏本宗家が滅んだ理由を、この視点から解くのかと、興味深く読みました。 八幡信仰やアマテラスのに関する記述も説得力がありました。2017/11/26

レフラー

1
名著でしょう。読むのに時間かかったけど。2016/11/03

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