出版社内容情報
【内容紹介】
そもそも<禅>とは何か。禅はどのように日本人の心と文化に影響を及ぼしたのか。そしてその今日的課題とは何か。「禅と日本文化」は、わが国の禅仏教学の権威がこれら禅のもつ基本的テーゼを明快に説き明かすとともに、禅からの<現代>への問いかけとして、幾度となく繰り返して読む価値のある、きわめて濃密な内容と問題提起を含んでいる。このほか、「純禅の道を求めて――白隠・隠元・道元」と「無字のあとさき」の二編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
可不可
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「禅と日本文化」「純禅の道を求めて」「無字のあとさき」の三本を収める。■「禅と日本文化」はNHKラジオで放送されたものに修正を加えて文字化したもの。それだけにわかりやすく、刺激的な内容であった。付箋をいっぱい貼った。再読したいと思う。■「純禅の道を求めて」「無字のあとさき」の二篇は、読むのに骨がおれた。これまでも何冊か中国の初期の禅、唐代の禅の関連書に読んできたので、なんとか少しわかる程度。さらなる基礎知識がないと、味わえそうにない。2025/02/22
yosiyosio
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初めの"禅と日本文化"は、素人にもかなり読みやすい。しかしながら後の"純全の道を求めて"と"無字のあとさき"は予備知識の無い者にはかなり手強い。とはいえ初めの部分だけでも禅というものを知るには充実しており何度も読み返すだけの価値のあるものだと感じる。2014/06/22
やっしー
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ちょっとよんだ。2011/06/15
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- 和書
- ダブルイメージ