講談社学術文庫<br> 古今和歌集 〈1〉 - 全訳注

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講談社学術文庫
古今和歌集 〈1〉 - 全訳注

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  • サイズ 文庫判/ページ数 215p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061584327
  • NDC分類 911.135
  • Cコード C0192

出版社内容情報

【内容紹介】
『古今集』は、国文学史上、殊に和歌史上における最重要作品の一である。『万葉集』および『新古今集』と共に三大歌集と称さる。万葉の素朴直感的表現より、古今の優美情趣的表現となり、更に新古今の妖艶幽玄的表現に進展するのである。以来数百年の間、専ら『古今集』が歌の最高規準と尊ばれ、すべての歌が諳誦せられ、片言隻句も金科玉条と仰がれて来た所以を探り、素朴直感的表現にとどまらず、その真髄を闡明(せんめい)したいものである。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

零水亭

2
1巻だけ持ってます。春なのでまた読みたいと思います。最近は同じ講談社学術文庫で新しい訳注も出たようですが、この本は薄めで持ち運びやすい点で捨てがたいです。仮名序も付いていますし(自分はこの仮名序が平安時代の書き物の中で一番好きです。寧ろ本編の和歌自体よりも好きかもです)。

俊太郎

2
久しぶりに再読。以前に読んだときよりするっと頭に入る。新古今集の和歌と比べると格段にわかりやすい。千年前の詩に対して素直に「あー、そうだよな、そういうのわかる」とか「おお、それは確かにキレイ」みたいな感想を持てるのだから和歌は良い。2018/02/01

kino

1
4月はやたら忙しくてゆっくり本も読めなかったので、逸る気持ちを落ち着かせるためにスローなものを読もうとして、積ん読してあった古今和歌集を引っ張り出しました。大当たりだった。全4巻の1巻は仮名序、春歌上下と夏歌。配置の仕方とか題材の取り方もとても面白かったのですが、文字数足りなくなるので割愛。花は毎年綺麗に咲くけど人の身は儚いことだと詠む歌がいくつかあって、好みでした。 仮名序の最後「たとひ時うつりことさり、たのしびかなしびゆきかふとも、このうたのもじあるをや」が泣けた。1000年経っても残っているよ…2018/04/30

skydog

1
しっかりと「古今和歌集」を読むのは今回が初めてだ。 古文にそうとう親しんだ経験がないと本当の良さは理解できないと思うのだが、この本のおかげで何となく意味はわかるだろうか。 語釈がもう少し一語一語丁寧に解説されていると理想だったのだが。 いずれにしても「古今和歌集」、「和歌」を身近に感じるための良書でると思う。2015/12/21

山がち

1
恥ずかしながら初めて古今集を手に取ったのだけれども、正直なんだか難しいというような印象。そもそも和歌なんて国語の時間に勉強しただけだから仕方ないのかもしれない。意味も分からないし、あんまり良さも分からない。これからもっと勉強していけばそのあたりも分かるのだとは思うのだけれども、やっぱりせめていい加減でもいいから感覚としてもっといろいろと感じるものがあってほしかった。一応、印象としては夏の部が好きかなあという程度。鑑賞を読んでも、正直何を言っているのかわからない。今後何度も再読する必要があるのだろうと思う。2012/05/27

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